2011年12月2日金曜日

ミミズ小屋での水没ミミズ

先月(11/10)観察小屋の中の水没ミミズが元気にしている写真をお見せしたが、今日は現場(みみず小屋)での水没ミミズの話です。

その前に、昨日畑コン1号と見誤って2号の堆肥チェックをしたと報告したが、まずはそのミスの「言い訳」から。
まず下の写真を見てもらいたい。今日は正真正銘、畑コン1号のチェックを行ったわけだが
これが畑コン1号の蓋。確かに字は汚い。だが見慣れた私には読むことに問題ない。おっと、そこに11/11の日付けが見えるではないか。これがとり間違いミスの元凶だった。前回畑コン1号をチェックしたのは11月1日だったのでその文字を見た瞬間、これは畑コン1号ではないと錯覚してしまったのだ。記録をひもといてみると前回堆肥チェック時に与えた餌が少なめだったので、11月11日に多量のゴーヤなどを追加し、そのとき蓋にする段ボールを取り替えていたのだ。今後は蓋を取り替えても堆肥チェックの日付けだけは分かるようにしておくことにする。
ということで今日は畑コン1号の堆肥チェックをおこなった。
右は蓋を外したところ、表面には処理しきれていない段ボールや、野菜クズが少量見受けられるが前回も多く認められたトビムシが更に増えていること以外異常は無かった。ということで表面の堆肥になってない部分をそのまま左の新しい小屋に移し、その上に新しい餌や、堆肥をとる際に分別出来る食べ残しの餌、さらに救出したみみず君や卵を新しいヤシ繊維とともに乗せていく訳である。どんぶり型ミミズ小屋は通常このやり方で1時間以内(急げば30分くらい)で作業は終了する。


前回チェック時にもこの小屋にはトビムシが居たが、今回の堆肥の表面はさらにたくさん見受けられた。
ということで今回、入れる餌とココナッツ繊維も下の写真のように準備して堆肥チェックに取りかかった
箱の中は冷凍・解凍後の柿、キクイモ、梅。皿の上には同じく冷凍・解凍後のサツマイモの茎とココナッツ繊維。上のビニール袋の中は生の野菜クズとキノコクズが入っている。 

ところが、堆肥チェックをはじめたところ、今回の堆肥はことのほかウェットでびっくりした。こんなことは最近なかった。先月、実験小屋で柿を餌にしたものにウェット環境が出現していたのでその後、みみず小屋に与える柿は2個までと決めていたが、今回の畑コン1号の場合、前回餌投与時期がそのことに気づく前で、前回与えた餌は記載によると熟した柿5個と冷凍梅がかなり含まれていた。今回のウェット堆肥の原因は間違いなくこれだと思われる。

写真では分かりにくいがかなりウェットな堆肥
そして、ウェットな堆肥を収穫したあとみみず小屋をはずしてきると、下に現れたのが下の写真。
堆肥の収穫を終え、ミミズ小屋を外してみると下に敷いている受け皿には液肥?がいっぱい。
液肥の中にはミミズが30匹くらい元気にしていた。溺れ死んでいたものは1匹も居ない。以前もお話ししたがみみず君は発酵した液肥でない限り液肥のプールで元気にしている。

液肥はミミズのおしっこと言われ、よい肥料になるとされているが、今回の液肥?の大部分は冷凍・解凍した梅や熟した柿が多すぎたためにそれから出た果汁ジュースと思われる。今回与えた餌も冷凍・解凍後のものが多く、その中で柿も2個含まれ、それ以外の梅やキクイモやサツマイモの茎なども解凍後かなりみずみずしい。次回の堆肥取りでもウェット環境になっている可能性が高い。次回(来月)与える餌はその辺を注意しよう。

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