2012年3月9日金曜日

細長く赤い卵(さなぎ)の正体分かった!



2月22日に観察小屋に入れた細長く赤いこの卵。
Matsumuraさんから小バエのさなぎだろうとのコメント頂いた。
確かに我が家のミミズ小屋では2mmくらいの小バエが発生する。
包んでいるネットから出る事は滅多に出来ないが、出てきてぶんぶん飛んでいたら、動きが通常のハエのように早くないので大概ぱちんと手の中でお陀仏になる。

という事でこの赤いさなぎは、我が家でよく見るこの2mmほどの小バエに違いないと思っていた
是非とも、成虫の姿をブログに乗せたかった。

さなぎは観察小屋に20個ほど入れたが、外から見えるのは一つだけ。
もしこのさなぎが見えなくなったら、厳重観察体制に入ろうと心に決めていた。



上の写真の真ん中下に見える赤いさなぎがそうだ。

それで2日前覗いてみたときこの赤いさなぎが見えなくなっていたのだ。
その時点で、すぐ正体が分かるとワクワクして瓶を覗いてみた。
ん〜見えない。

今日また、覗いてみた。ん〜分からない。
いや、さなぎが無くなったという事は必ず成虫になっているはずだ。
正体が分かっても相手は小バエ。逃げられてしまっては元も子もない。
現場写真におさめられないのだ。

そこでいい方法を思いついた。
赤いさなぎと恐らく小バエも入っているのが一番小さな瓶で、その上にネットを被せている。
ネットを外すときそれより一回り大きくて、ぴたっとサイズの合う瓶を瞬時に合体させる事にしたのだ。

こんな感じだ。

観察瓶の蓋にはいつものように写真のように段ボールが置いているので
大きい方の瓶に小バエが出てきやすいように瓶をたたいて段ボールと瓶の間に少し隙間を作った。

するとどうだろう!
ついにその正体が分かったのだ!

私の予想した小バエではなかった。
羽根の先までは1cm近い大きさがある大きな小バエだった。
確かにこの小バエも見た事がある。あのちっちゃな小バエよりすばしこいやつだ。
もう一枚写真をとっておこう。


ガラス瓶の内側に居るのでどうしても腹側から見た写真しか撮れない。

しばらく眺めていたが、まだ1匹しか顔を出して来ない。
20個さなぎを入れていたのでそのうちどんどん見えるようになるに違いない。ついでにどれくらい生きるかも観察してみよう。
かわいそうだが、ここで生まれてくる小バエ君たちははこの瓶から出る事は100%不可能だから。

1 件のコメント:

  1. はい、このハエ、うちでも夏になるとたくさん飛んでいます。この赤いのがそうだったんですね。実験報告ありがとうございました。今度見つけたら金魚のエサにしようかな?ヒメミミズなんかもひとすくい単位で良く金魚に食べさせてます(笑)

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