2012年8月31日金曜日

2012年8月みみず君総括


8月はとにかく暑かった!

6月に最大のミミズ小屋が暑さのため全滅して以来、暑さ対策として大多数のミミズ小屋を風通しの良いところに移動した。その効果は間違いなくあった。8月のチェックでも7月と同様、暑さで問題になったミミズ小屋は一つもなかった。もしピンチがくれば水ぶっかけ法を考えていたが、そこまで必要なものは一つもなかった。

ただ、小さな薄いプラスチックの容器で出来た観察小屋では、スイカを多量に入れたものでみみず君が全滅していた。チェックした時はミミズ君の亡骸も見つからなかった。
さらに、ほぼ同じことが観察小屋に冬瓜をいっぱい入れたものにも起こった。これは何とか発見が早くみみず君は一時的には救えた。しかし、同じ環境を半分残して観察小屋を再設定したら僅か3日でみみず君はお陀仏。十分耐えれる環境だと思って設定したのだがみみず君にはかわいそうなことをしてしまった。
これら全滅した2つの観察小屋と同じ環境に置いていた他の観察小屋では何ら問題はなかったので、今回の観察小屋の全滅は、暑さの因子よりも、ウェットすぎる環境が主因でそれに暑さが加わって環境悪化をもたらしたと考えている。

さて、それでは恒例のミミズ小屋の状況報告だ。

プラコンは1〜9号まであったが、8、9号をどんぶり型3段重ね移動小屋としたので、1〜7号までとなった。すべてチェックを済ませたが、みみずや堆肥の状態は特に変わりはなかった。
変化としては予想はしていたことがミズアブの発生が始まった。
元々どんぶり型プラコンはランドリーネットで囲むことによりミズアブの発生を完全に抑えていたのだが、数ヶ月前から堆肥とミミズの分別を効率的に行うために、光振動法を始めた。このやり方は、ランドリーネットを外す時間が長い時は数日間あり、どうしてもその間ミズアブがプラコンの中に卵を産みつけることになる。
まだすべてのプラコンにミズアブ幼虫を発見したわけではないが
少ないもので下の写真。
小さいのが少し見つかったミミズ小屋もあった
多いものではこんなに居た。
大きいミズアブの幼虫がウヨウヨいた小屋もあった
まあ、ミズアブの幼虫は好きではないが堆肥収穫時にその都度外しておけば何ということはない。金魚でも飼っていればその餌にするのだがあいにく我が家には金魚はいないので畑の前の用水路にいるコイの餌にしてやろう。恐らく来月からはミズアブ、もっと増えると思われる。

さて、続いてボックスのみみず君。 ボックス2の堆肥収穫はそれなりに上等。堆肥収穫量はバケツ1杯。
ボックス1号はチェック最中。チェック終了は来月にもつれ込んだ。
ボックス1、2号のみみず君に大きいものが多かったのはやはりミミズ小屋の広さと関係があるのだろうか?
ところでこれは何だと思う?
これは時期が終わったズッキーニ。

こんなものも実だけでなく茎、葉すべてみみず君の餌になっている。これ1本で結構な量の餌になるのだ。

横プラは8.25〜8にチェック。堆肥は上等な感じだった。なぜか子供〜青年みみずが多く堆肥とみみず君分別に予想より時間を要した。また、一部のミミズをひょうたん実験へ寄贈した。

縦プラは堆肥はバケツ1/2ほど収穫。この小屋のみみずもなぜか小さめのものが多かった。みみず君を半分程箱型3段重ね移動小屋に移した。

金子1号は順調。上から下への移動で日々の食事の野菜クズの後処理をお願いしている。

金子2号は600匹の赤ちゃんが2ヶ月程で大きいものでは青年みみずの大きさになっていた。やはり空間が広ければみみずの成長には良い影響を与えることが確認された。来月からは堆肥収穫も本格的に行う予定。

3段重ね、下から上への移動小屋を2個作り稼働を始めた。
どちらも日々食材を追加していく必要があるので、自宅と畑の側にそれぞれ1個づつ置いた。自宅のものを箱形3段重ね移動小屋、畑の側においているものをどんぶり型3段重ね移動小屋と名付けた。虫の侵入予防に、座布団収納袋で包もうと思っていたら100円ショップで在庫切れ。もう一段大きな毛布収納袋が売っていたのでこれを使用した。


一方、畑の方は、かなりの夏野菜が終わった。
秋野菜の植え込み時期になったので少しづつ畑の切り替えが必要だ。
新しい土作りには、またミミズ堆肥に大いに活躍してもらおう。
ところで今日は8月最終日にしてやっと朝夕涼しくなった。
まだまだ昼間は暑いので、外の日差しと真っ黒な私の顔を気にしながら畑仕事はボチボチやっていこう。

2012年8月30日木曜日

赤ちゃん600匹投入の金子2号;2ヶ月半で早いものは青年みみず。広い空間は成長早い!


赤ちゃんのみを入れて経過を見ている容器には
1)50匹を入れた観察小屋
2)150匹を入れた観察小屋
3)600匹を入れた金子2号
4)800匹を入れた小さなプラコン
がある。
1)、2)は1回目のチェックを終わり報告した。
この二つのチェックでは空間が広い方が成長が早いことが証明された。
ならば一番空間が広い金子2号ではもっとみみず君は大きくなっているはずだ。

さてさっそくチェックしてみよう。
金子2号は金子1号の下にあるので、これを見るためには金子みみず君の家の上の段から外していく必要がある。
下の写真は全体像

 蓋を外すと、金子1号の上の段。この段のみみず君がゆっくり下の段に移動中だ。

 上の段を外すと金子1号の下の段(中段)。日々食材が追加されている。
上の段から移動してきたみみず君の姿もチラホラ見える

 中段を外すとみみず君移動予防のメッシュシートが敷いてある。
このシートがあるために、中の段から下の段には絶対みみず君が入り込むことはないはずだ。

 そしてそのシートを外すと金子2号がやっと顔を出す。このミミズ小屋は6月16日に生まれたての赤ちゃん600匹を入れて成長チェックと可能ならシマミミズの寿命も出来るだけ正確に見てみたいと思っている。

 今日は内容を2/5程チェックしてみた。

 何ともビックリ。堆肥ももう出来ている。
内容2/5のチェックで堆肥はバケツ1/3くらいの量だ。

みみずの数は200匹。子供から青年みみずの大きさ。
そして本日の目的、赤ちゃんみみずの成長の具合は?
大きいものは青年ミミズになっているではないか!
もちろん赤ちゃんはいない。だが成長の遅い子供みみずはかなり混じっていた。
(成長の早いみみずと遅いみみずがどちらが長生きするかも見てみたい所だが今回は実験をシンプルにするためにパスしよう)
もう1ヶ月もすると成長の早いものは大人みみずになりそうだ。
これほどの成長スピードは今までの小さな観察小屋では見られなかった。
やはり広い空間ではみみず君の育ちが早い!

また。数を数えてみると今日チェックした分で200匹程のミミズが居た。
ということは、いまのところ投入した600匹の生まれたての赤ちゃんは、ほとんど死なずに育っていることになる。

我が家のシマミミズ君の寿命実験を正確に行っていくには、面倒ではあるが今後1ヶ月ごとにほぼ正確にみみずの数チェックをしていかなければならない。
そしてもし卵や赤ちゃんを見かけた時は、その都度彼らを小屋の外に外していかなければならない。
もちろん何らかの環境悪化因子でみみずが死んだりしたら実験はパーになる。
そのためにもこの小屋の環境にはより注意してみていかなくてはならない。

他の赤ちゃんのみを入れて経過を見ている観察小屋やプラコンも同じように寿命実験をおこなう予定だが、やはりみみず君にとって一番環境がよさそうな金子2号が寿命実験の本命となりそうだ。

一般にシマミミズの寿命は1年から1年半とされ、恐らく間違いないとは思われるが、信頼出来る実験でそれを確かめた報告は目にしたことがない。
ということで頑張って実験を続けていこう。



ということで、今日はこれだけチェックしたら、200匹のみみずに新しい餌を加えて小屋に戻しておいた

この小屋は、来月からは寿命実験をしながら堆肥を収穫出来る立派なミミズ小屋となりそうだ。

2012年8月29日水曜日

みみず君の餌:茄子

今月のみみず君の餌実験では、ウェット過ぎるスイカと冬瓜の大量投与でみみず君は悲惨な状況に置かれた。
今回は、みみず君にとって悪影響を与えそうなものはないと思われる茄子をチェックだ。
この感じでは環境がウェットになることはないだろう
容器はいつもの薄いプラスチック製の小さなものだ。
側面上方と蓋に空気穴、底に通水のための穴が多数開けてある。

いつものように30匹のみみず君に実験参加してもらった

餌もそれなりという量にとどめておいた

食べ物チェック恒例の容器で、大人みみず30匹に参加してもらい、問題がなさそうなら15日目に食べ方チェックを行う予定だ。

これまで多くの食材をみみず君の餌としてチェックしてきたが、あと2ヶ月でこのブログも1年。1年経ったらチェックした餌すべてについて整理してみたいと思っている。

ところで、朝晩少し涼しくなったが、夕方まで部屋の温度はまだ31度を超えていた。

夕方ちょっとした雨が降ってくれて気温が2度下がり風が心地よくなった。
明日はまた台風14号が西の方を通り抜け福岡は不安定な天気だそうだ。
実は、最近のちょこちょこ雨で畑の水やりの回数が減りとても助かっている。


2012年8月28日火曜日

畑の風対策反省

7月の初めは台風が直撃はしなかったものの2つ近づいて,梅雨の終わりには豪雨と強風の日があった。その都度、我が家の畑の管理の甘さを思い知らされた。

そして今回は台風15号。朝鮮半島に抜けて一安心と思ったら吹き返しの風が思ったより強かった。
長い時間こんなにあおられたら植木も弱ってしまう。支柱は一応立てているのだが、そこは素人仕事。どうやら立て方が不十分なようだ。


植木を支えていた細めの支柱は根元から折れていた。

3本の竹で支えていたゴーヤの支柱も1本倒れているようだ
近づいてみるとやはり根元で折れていた。


植木鉢は当然こんな有様だ

野菜も結構被害が出ているようだ。こちらの色ピーマンは枝ごと折れていた。

折れた断端はこんな感じ

里芋も風が収まってもあっちを向いたままだ。

いや〜自然の力には勝てない。
しかし頑張ればもう少しは上手に対処出来るだろう

山には支柱にするのにもってこいの真竹がある。

もちろん地面に埋め込みが足りなければ支柱は倒れる。
野菜に支柱を立てていても支柱への固定が悪ければ倒れるし、実を付けて重くなった枝も簡単に折れる。

要するにちょっとした思いやりで、もう少し風に強い畑になるはずだ。

まだ8月だ。まだまだ、台風の1個や2個は近づいてくるはずだ。
それまでに、支柱の立て直しなどやっておこう。


2012年8月27日月曜日

新しい容器を用いた3段重ね下から上移動式ミミズ小屋

堆肥取りがより簡単に出来るように、それぞれの小屋の接触面を広くしてみみず君の移動が容易になるように考えた3段重ねのミミズ小屋。
大きさは見た感じ35×25×15cm位だろうか


今日はいよいよ設定だ。
下の段には他のミミズ小屋から分けたみみず君500匹くらいと堆肥が入っている。
今日は第1回目の餌やりだ。ある程度の量の餌をココナッツ繊維にまぶして上の段に入れた。
まずは2段構えで、この上の段が満杯になるまではしばらくこの段に餌を追加していくことになる。
この段が満杯になったら、3段構えで最上段にもう一段重ねて餌を与え始める。

最終的に3段重ねの最上段の餌が満杯になると、下段の堆肥を取り出し、空になった小屋を最上段に設定しなおし、3段重ねの移動が継続していく予定だ。
うまくいけば手間がかからず、手を汚さずに堆肥収穫が出来るはずだ。

ところで、この3段重ねの小屋。きちんとネットで包んでいないと構造的に外からミズアブなどの虫がかなり侵入することになる。この小屋を包むのにはいつものランドリーネットでは小さすぎた。
大きさ的に余裕のある6ヶ月程屋外に置いていた座布団収納袋を使ったが、さすがに一部劣化して破れていた。座布団収納袋の強度はランドリーネット程強くないようだ。
そのうち100円ショップで新しい座布団収納袋をゲットしよう。


2012年8月26日日曜日

ひょうたんの種取りにみみず君

8月4日のブログで新しいアイデアを紹介した。
ひょうたんの種取りにみみず君に活躍してもらおうというアイデアだ。

すぐ実行に移そうと思ったが、不安材料がいくつか気にかかって今日まで放置していた。

ひょうたんの方は種取りしてもいい状態になっているようだ。この実験は最初一つのひょうたんのみ行う予定だった。ところが3つのうちの2つは変色が始まった。
一つののひょうたん実験をおこなって結果を待って他のひょうたんに同じ実験をおこなうには時機を失したようだ。

まずはドリルを用意してまず一番大きいひょうたんの口に穴をあけた
 さあ、これくらいの穴が開けば種は出せるだろう

残りの2個は置いていたとき下になっている所が変色が始まった。ということは中の果肉が腐れ始めたのかもしれない。この茶色の部分がひょうたん全体に広がって、ひょうたんが乾くと味のあるひょうたんになるのだ。

 ひょうたんに入れるみみずはこんな大きさの子供〜青年みみずだ。
これをひょうたんの中に入れるわけだが素直に入りたがらない輩が居て結構難しい。
 素直に入らない輩は細い棒でお尻を少し押してあげるといやいや入っていく。

だが無理に押さなくても口の所にみみず君を置いておいておけば

 自分で中に入っていくことが分かった。

こういう感じで3つのひょうたんともに約100匹づつの子供みみずを投入した。

さて、水に浸けたり水で洗ったりせず、あの臭いニオイを経験せずにひょうたんの種を取り出せるだろうか?
ン〜これはちょっと自信がない。

液肥や果肉の液が中に溜まる可能性は十分あるから時々振ってみよう。
もし液が溜まった感じになればひょうたんを逆さにして外に液を出せばすむことだ

今後ニオイも気になる所だ。ひょうたんは水を入れて種を取り出す時など、果肉の腐れのためのニオイが辺りに充満する。やはりこの方法でも腐りかけのニオイがしてくるかもしれない。
そこはみみず君の力を信じてみよう。果肉が腐れる前に食べきってほしいものだ。

もし環境が悪化してみみず君が中で死滅したら別のニオイがしてくるだろう。

それで最後に一番問題になることが、みみず君が果肉を食べきったことを何で判断するかということだ。重さ?振ってみた時の感触?
その時をいかに判断するかは未だはっきりとした答えが出ない。

どちらにせよ、ひょうたんの大きさとみみずの大きさと数から判断して1〜2ヶ月は放置して問題ないと思われる。


2012年8月25日土曜日

柿の摘果、冬瓜再設定観察小屋やはりダメだった

我が果樹園の柿が鈴なりだ。
苗を植えたのはいつ頃だったが正確に覚えていない。柿が成り出したのは数年前からだがこんなに成ったのは初めてだ。

これまで柿の摘果などしたことはなかったがはじめてトライしてみようと思う。

大きな立派な柿を収穫するための柿の摘果法は、最初つぼみのとき、その後は梅雨明けから今くらいの時期に行い、一つの枝に1〜2個下に向けて実がついているものを残すのだそうだ。

青柿はみみず君の食べものとして非常に優れた食材であることが、先日の観察小屋での実験で判明した。摘果してもそれがみみず君の良い餌になると思えば無駄がなくて気分が良い。

さて今日の柿の様子だ。
梅雨の時期落ちても、やはり一つの枝にこんなになっている。
プロは一つの枝に1〜2個残すとのことだが、写真に写っている枝全体が一つの枝を意味ずるのだろうか?違うよね。そんなことしたら収穫する柿はごく僅かになってしまう。

 こういう感じの所は半分くらいに摘果してみよう。確かに上を向いている実もある。
上を向いた柿は確実に摘果しよう。


こういうヘタだけ残っているヤツは梅雨の時期に落ちたに違いない。

 最終的に摘果した柿。結構な量だ。

これで我が家の果樹園の2本の富有柿は秋の収穫シーズンを待つだけだ。


果汁成分が少なく甘くない摘果した青柿はさっそくみみず君の餌として与え、一部は冷凍して餌の少ないときに与えることにしよう。

ところで3日前に危機一髪救済出来たと思っていた冬瓜を入れた観察小屋。
環境を少し変えて設定し直したみみずが動かなくなった。
写真には表面で出てきて動かなくなったみみずが4匹見える。

内容をすべて確認したが、ほとんどのみみず君は伸びきった感じになっていた。はっきり生存を確認出来るみみず君の姿はなかったが、まだ生きている輩も居る感じだったのでそのまま大きなミミズ小屋に戻しておいた。
この観察小屋は再設定1〜2日目に、表面に出てきて動いているみみず数匹や底に4〜5匹がかたまっているのが観察出来た。その時はみみず君はまだ元気にしているように見えた。
今回は残念ながら彼らのサインを見抜けなかった。
こんな小さな観察小屋でもやはり表面に出てきたり下の一部にかたまったりするのは環境悪化のサインだったということだ。

今回は環境が悪化した内容を半分残して観察小屋を再設定した。
これでみみず君が生きていけなかったということは一度完全に環境悪化したものはかなりの毒素?が残っているのだろう。ミミズ小屋が環境悪化の途中で発見出来たら、基本的には一度完全に環境を変える必要があることがよくわかった。
もちろん環境悪化した小屋の中の内容はしばらく放置すると餌としてまた使えることが以前の実験で分かっている。


2012年8月24日金曜日

元気のないショウガ、移植で元気になるか?

折角頂いた立派な種ショウガを頂き植えたが、ショウガの育ちが良くない。
どうやら畝が小さすぎたようだ。水やりの不足もあるのかもしれない。数日前一株掘り起こしてみると土が乾いて固くなっていた。

土が乾燥しにくいように雑草を苗の廻りに掛けておいたがほとんど意味なかったみたいだ。

今から移植するのは苗にとってかなりのダメージだと思うが、いくつかの苗を思いきって別の畝に移植することにしよう。

新しい畝は、これまでキュウリやモロッコ、ひょうたんを植えていた所だ。
ここを片付けて十分ミミズ堆肥も入れておいた。



ここ数日カラカラだった畑に夕立が2日間降ってくれた。今日がチャンスだ。8本程ショウガの苗を移植した。

ショウガを育てる土は6.0〜6.5くらいが良いとのこと。また塩分が悪いので塩をなめて育つ牛の牛糞は使わない方が良いとのこと。
撒いたミミズ堆肥には塩は入ってないので大丈夫だろう。

ところがPHチェックしてみてビックリ。
何とPH5.5と酸性だ。

 慌てて苦土石灰を廻りに撒いておいた。


移植の際気付いたのだが、移植のため掘り起こしたショウガは、種ショウガが新ショウガと共にそのまま残っているものと、種ショウガが完全に腐れて新ショウガだけになっているものがある。この理由も分からなかった。


今からボチボチ夏野菜が終わった畝を片付け秋野菜の植え込みを準備していこう。

2012年8月23日木曜日

赤ちゃん150匹を入れた観察小屋の経過:狭い空間では赤ちゃんの成長が遅い!

先日紹介した50匹を入れた観察小屋、結構赤ちゃんの成長が見られ餌もほとんど無くなっていた。赤ちゃん小屋はどれも3ヶ月目にチェックする予定にしていたが、先日の観察小屋の時、餌の追加投与が必要と思われたので、他の赤ちゃん小屋もこれから順次チェックしてみることにしよう。

赤ちゃんのみを入れて経過を見ている容器には
1)50匹を入れた先日紹介した観察小屋の他に
2)150匹を入れた観察小屋とほぼ同じ大きさの容器
3)以前報告した600匹を入れた金子2号
4)800匹を入れた小さなプラコン
 がある。

餌を与えた量が少なかったのは1)と2)だ。
今日は2)の観察小屋容器のチェックをしてみよう。
この小屋はこれまで紹介していなかったが、他の赤ちゃん小屋に比べ少し遅めの7月の初めに設定していた。
小屋設定の時期はそれぞれ少し異なるが、卵から赤ちゃんに孵化した時期は、どの赤ちゃん小屋のあかちゃんもほぼ同じだったと思っている。

2)の小屋、外から見ると小さなみみずが元気にしている。


 さっそく、チェックしてみた所、案の定、餌がほとんど無くなっていた。
赤ちゃんのの成長度合いは、子供になりかけといった感じの大きさにとどまった。
これは前回の50匹投入実験より明らかに小さい。数は正確に数えていないが投入した時とあまり変わらないのではないかと思われる。

この小屋は環境的に問題なかったので新しい餌を追加して今日のチェックは終わりだ。 新しい餌としては、手元に硬くて食べられなくなったオクラしかなかったのでこれを十二分に与えた。
はたして繊維が強いオクラを小さいみみず君たちは食べれるだろうか?



ところで下の写真は、上の段が今日チェックした観察小屋、下の段が先日チェックした50匹の赤ちゃんを投入した観察小屋。大きさは150匹を入れていた今日の小屋の方が小さい。



先日チェックした50匹の赤ちゃんを投入した小屋(上の写真:下)のみみず君たちをもう一度見てもらおう。ン〜やはり今日チェックしたみみず君たちの倍の大きさはある。




ということで、同じような観察小屋の容器でも50匹入れたものに比べ150匹入れた赤ちゃんは育ちが悪かった。
これは以前の実験、みみず君の成長:空間因子で得た結論と一致した。

ということは、一番大きな金子2号では更に大きくなっているに違いない。近日中にこれもチェックしてみよう。

昨日は夕方うれしい夕立になってくれた。

今日も夕刻近くにすごい雨雲が近づいてきた。

 強い風を伴い

その後立派な夕立になった。
それでも現在、夜の7時半。部屋の温度は30度を超えている。
朝晩だけでももうちょっと涼しくなってほしいものだ。