2012年9月23日日曜日

みみず日記初めて1周年、倒れたイチジクの手入れ


彼岸花がきれいなこの時期、去年の9月23日にこのブログを立ち上げた。続けることに意味ありと考え、旅行なので不在の時を除いてほほ毎日更新してきた。

それでは、この1年間のみみず君生活を簡単にまとめてみよう。

畑や果樹園用にミミズ堆肥を収穫するのと家庭ゴミを減らすが目的(ある程度の収穫量が欲しい)
→これに関しては一応合格だろう。昨年末からこの3月まで畑が使えなかった時期にかなりの量のミミズ堆肥を溜め込んだこともありこれまで畑に使うミミズ堆肥が足りなくなったことはなかった。家庭ゴミも野菜くずやダンボールなどかなりの量をみみず君が処理してくれたと思っている。

コンポスト(ミミズ小屋):我が家で使用しているミミズ小屋は
1)1個の大きさが比較的小さく、完全にネットで覆われているどんぶり型プランター(プラコンと呼んでいる、現在7個が稼動)と金子みみずちゃんの家(2つの部屋が稼動、一つは上から下へのフロースルーとして使用)、さらに最近では蓋付きプラボックスも使用している、これは我が家のみみず小屋で最も大きなタイプになる。堆肥分別の手間を考えるとフロースルー型として使いたいのだが、今のところうまくいかず、これからの課題にしている。その他、縦型横型のプランターが1個づつある。
また最近では、餌が与えやすく、堆肥収穫が簡単で短時間で出来るようにということで、下から上へフロースルータイプの3段重ねミミズ小屋を2個設置している(まだ堆肥収穫の時期まではかなり先になりそうだ)。
2)餌の与え方は2つある。フロースルータイプは少しづつ餌が出るたびに追加していく方式。その他のコンポストは餌を入れたら(ある程度まとまった餌を与える)、堆肥を取り出すまで放置している。
3)堆肥収穫時に堆肥とみみず君と食べ残し食材の分別法:分別時間短縮のため、以前の小皿法に変わり光振動コンビネーション法が主流(光や振動によりみみずが下に移動することを利用、これを分別時2〜3個の小皿に入れて行う。プラコンでは2個のプラコンを重ね、光と振動刺激で新しい下の小屋にみみずを移動させる。)になってきた。しかしこの方法では、ミズアブなどの虫が発生しないという以前の我が家のコンポストの特徴が失せてしまい、最近多くのミミズ小屋にミズアブの幼虫が発生してきている。現在対策を検討中だ。

観察小屋:いくつか実験観察用に透明のガラス容器を置いて、卵から大人までの成長過程の観察やいろいろな餌の食べ具合、ミミズ小屋がうまくいかなかったときに、同じ条件や少し変えた条件などを作って、なぜうまくいかなかったかの検討などを行ってきた。ただしガラス容器には蓋がなかったため(ダンボールで簡易蓋は作っていたのだが)長期実験では観察小屋の乾燥が問題となった。
そのため、最近では色々なサイズの蓋付きプラスチックケースに空気穴と液肥の通る穴をあけ使っている。

ミミズの餌:食べ残しや畑で出る野菜くずなどはフロースルータイプのミミズ小屋に投与。それ以外のミミズ小屋には穀物、果樹中心にその時々に取れるものを一度に与え、約1ヶ月後に堆肥を収穫している。時期的に餌不足に陥るときがあるので、冷凍庫に余った穀物、果樹らを保管している。
餌を大量に与えるとミミズも大きくなり、卵の大きさも大きい傾向がある。堆肥もたくさん作る。雑草などの繊維の多い餌はミミズを太らす力は少ないようだ。しかし、夏の時期など大量に与えた餌が発酵すると大変なことになる。

寒さ、暑さ、雨(野外設置ミミズ小屋)対策
暑さの厳しいときはミミズ小屋を風通しの良い日陰に置くことが鉄則。みみず君の逃亡が起こってきたら水掛けをする。
寒さの厳しいときは、小屋が冷凍しない様に断熱シートで覆い、場合によっては米ぬかを餌に混ぜて与えている。
これまで寒さで大量のみみず君を失ったことはないが、暑い時期の餌の発酵でミミズ小屋を全滅させたことは何度かある。

ミミズ管理に使える時間:以前は仕事の関係などから1週間に3時間までと決めていたが、私がレーシック手術を受けて近視が治り、逆に老眼鏡がいるようになったら、ミミズと堆肥の分別操作が長くなると眼の疲れがくる。現在ではその点から1週間に3時間程度が限度のようだ。効率的な堆肥分別は今後も検討の余地ありだ。

これからものんびりみみず君とつきあっていこうと思っている。

さて、今日は日差しは強かったが、先日の続きで倒れたイチジクの手入れをおこなった。
倒れたため、こんな感じで根が半分程地上に露出している。
 半分残っている根がまだしっかりしているのだろう。
まだ葉っぱもしっかりしていたし、実も先日見た時より大きくなっていた。
下の写真は 鳥にに食べられたあとだろうか?
 これまで、何度も枯れかけた木なので、木のまわりのあちらこちらに新芽が出ている。

木から結構離れたところにも新芽が出ている。カミキリムシには苦しめられているが、何とか生き延びようと頑張っているのだ。
今回は倒れた部分を無理に起こさず、たくさんなっている小さな実を失うのは残念だが枝を大きく切り詰めて、3本の支柱(真竹)で固定した。
 もちろん、殺虫剤とボンド処置はおこなった。


ん〜今回もこの木は生き延びてくれそうな気がする。




0 件のコメント:

コメントを投稿