2012年10月23日火曜日

キクイモ利用法

5〜6年前空き地に5個程の種芋を植えていたキクイモが増殖を続けている。
キクイモを植えたのはキクイモの葉や花でキクイモ茶を作るためだった。
9月は花が満開だったが今の時期、残った花はごく僅か。
 丈は2mを少し越えるものが多いが中には3mを越えるものもある。
それらが9月の台風接近時の強風でほとんど倒れた状態だ。

これまで収穫したキクイモは味噌漬けでのみ食していた。
ただ、キクイモは雑草に負けない力がある植物。
上の写真のようにどんどん増殖し、収穫も増えてきた。

ところで、ちょっと前の日曜日、TVでゴボウの話が出ていた。
ゴボウに含まれるサポニンという物質が体に良いとのこと。

調べてみるとこのキクイモにも、血糖値を下げるイヌリンという物質の他にも抗酸化作用や老化防止作用のあるキクイモサポニンやキクイモポリフェノールが含まれているとのこと。また花にはカロティン、ビタミンE、ビタミンKなどがふくまれているとのことだった。
ゴボウは結構値段の張る食材だが、キクイモなら嫌というほど手に入る。

これは料理に使わない手はないとの判断で、さっそくネットでキクイモのレシピを調べてみた。
まず最初に目についたのが和風の煮付け。これを家人に作ってもらった。
食感は冬瓜に似ていたが、なぜか臭みがあって美味しくなかった。
あとで調べてみると煮物にはキクイモ特有の薬臭が出やすいとのことだった。早くこの記事を読んでおけば良かった。

そこで他に食べれるものはないかと調べてみた。
次は臭みが少ないと書いてあったキンピラをつくってもらうことにした。
写真は数時間水に漬けてアクを取ったあと出番を待っているキクイモ。

そして、今日キクイモのキンピラを食べた。
これは臭くなくとても美味しかった。

やった!
キクイモの利用法は、お茶と、味噌漬けと、みみず君の餌に、今日からキンピラが加わったのだ。


ところで、キクイモの保存法だが、キクイモは空気に触れると次第にシナシナになる。
皮を剥いたものを上の写真のようにして置いた場合など、2〜3日で、皮を剥いていなくても収穫して1週間も置いておけばシナシナ状態になる。
かといって食べるときにその分だけ掘りにいくのは面倒だ。

キクイモを保存するには土の中に入れておくのが良いとのことだ。

持ち運びは重かったが、収穫したキクイモを土と一緒に下の写真のような容器に入れておいた。
これでしばらくは使う分だけ取り出して料理することができる。

こうして置いているとしばらくは新鮮な芋が食べられる。ところで、キクイモをミミズ君に与えるときは一度冷凍し解凍したものを与える。解凍後のキクイモは若干ウェット気味になるので若干乾き気味のココ繊維をまぶしている。なぜか生の芋ではみみず君はなかなか口を付けない(2/6当ブログで実験報告済み)。

キクイモは収穫量が多いので、人間の食べる分ではかなり余ってしまう。
それらはみみず君の餌として冷凍庫のかなりの容量を占めることになる。
それでもしばらくはみみず君に安定して与えることが出来るのでとても助かる。



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