2012年10月27日土曜日

ボックス1号のミミズ堆肥分別をしながら思うこと

ボックス1号は蓋付きプラボックスだ。
それに空気穴、液肥通過用穴などをあけミミズ小屋として機能させている。

you tube を見てみるとアメリカで個人でミミズ堆肥を作っている人は、プラボックスか木製の自家製ボックスを使っている人が多い。木製ではかなり大きなものを作っている人が多い。蓋付きプラボックスを何段か重ねてフロースルータイプとして使っている人も結構多い様だ。
プラボックスの場合、ほとんどがドリルで底に穴をあけてミミズの通り道を作っている。しかし、どの画像を見ても穴の数がそれほど多くない。実際の経過を見たわけではないし、それでうまくいっているのだろうから問題はないのだろうが、私の印象では、あれではみみず君が移動する効率が悪いのではないかと思われた。実際、堆肥を収穫するまでの期間は私がおこなっているものよりかなり長いようだった。

そこで、以前、私はこのプラボックスに金網で境界を作り横移動をさせてみた。
金網だと通り抜けが容易できっとうまくいくだろうと思った。
ところが、1ヶ月余り経過を見た結果ではみみず君の移動が不十分で失敗に終わった。餌の与え方にも問題があったように思われた。

やはり、餌を与えやすいという点からも縦移動、それも下から上にみみず君に移動してもらうのが一番良いようだ。


ボックス1号は横移動実験に失敗して以来、みみず君の移動をトライすることはなかった。どんぶり型の我が家の通常のミミズ小屋と同様、分別をおこなった日に大量の餌を一度に与え、約1ヶ月後に堆肥ミミズ分別をおこなうという方式でやっていた。
プラボックスはサイズが大きいため、みみず君の住む環境としてはなかなか良好のようだった。
ところが下の写真のように、ボックスの容積が大きいがため、分別作業の時扱う内容は半端でなく、どんぶり型ミミズ小屋のように一度に分別作業が終わらない。
ボックス1号の堆肥ミミズ分別作業風景。
一旦ボックス1号の堆肥とミミズを写真の下に見えるボックス(穴があいていない)に移し、この内容からミミズと堆肥、そして食べ残しの餌を分別していく。分別したミミズと食べ残しの餌は新しい餌と一緒に写真上に見える元のボックス1号に入れていく。

数日にまたがって作業をすると、どこからともなくミズアブやハエが飛んできたりする。
下の写真は数日前、堆肥分別作業場に現れたミズアブ?
私の廻りをぶんぶん飛んでいたので今日はこんな姿になっていた。

やはり、堆肥収穫の簡易化のため、そろそろ、このボックスタイプのミミズ小屋で、3段重ね下から上へフロースルー式のみみず小屋にトライしなければいけないような気がする。

これまでの箱形3段重ねのミミズ小屋の経過から判断しても、やはりボックスの底には大きめの穴を多数開けることが、ミミズ移動をうまく行うためには肝要だろう。

このボックスの3段重ね方式がうまくいけば、1回に収穫出来る堆肥の量も多く、手間も少なくて済む。
これまでこの3段重ねに手を出せなかったのは、もし小屋の環境悪化でみみず君が全滅などしようものなら、どんぶり型ミミズ小屋の3〜4倍の数のみみず君がいるはずだからそれこそ大変だ、というより恐怖だ。

しかし、心は決まった!
今度時間があるときに、底に多数の大きな穴をあけて3段重ねのプラボックスを作ってみよう。

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