2012年12月23日日曜日

ミミズ君の餌:銀杏、最終報告。銀杏果肉実験スタート

銀杏の果肉をミミズ君に食べてもらっておいしい銀杏を私が食べようという魂胆で始めたこの実験。
9/21に実験を設定して、待っても待っても銀杏の果肉はミミズ君は食べてくれない。
確かに、設定初期から下の写真(数日前)のように銀杏の上を這いずり回っていたので、特にミミズ君に有害物資は出してないと思われた。


しかし、待つことついに3ヶ月以上。
もう限界だ!
今日、御開帳とする。
先月、餌としてサツマイモも入れた。
観察小屋を外から覗いてみると、若干の堆肥は下の方に溜まっているようだ。

さて、内容を広皿の上に取り出してみた。

残念ながら、銀杏の果肉は全くといっていい程食べられていない。
先月入れたサツマイモもほとんど食べられていないようだ。
ミミズ君は特に変化なし。今の時期、他の観察小屋では妊娠ミミズや卵、赤ちゃんなどが見られるが、この観察小屋ではそんな太ったミミズ君の成長は見られていない。
ただ数も減ってないようだ。

ここで、広皿の上に広げた銀杏の中から大きいものを30個あまり果肉を剥いてみた。
確かに果肉はプリッと簡単に剥ける。果汁?成分もいっぱい出てきた。
皮を剥くまでほとんど臭くなかったがやはり皮を剥くと若干クサイ。
ミミズ君は皮に包まれた銀杏の果肉を食べることはしなかった。
それは銀杏の果肉が嫌いだから?
それとも皮が硬くて中の果肉を食べれなかった?
そこで、そこのところを確かめるべく種を取ったあとの30個余りの果肉をもう一度実験に提供することにした。
この状態でもミミズ君は食べないのだろうか?だとしたら本当に銀杏の果肉を嫌いなのだろう。
もしこの状態でみみず君が果肉を食べたら、皮が硬くて果肉を食べれなかったということになる。
だとしたら、来年は銀杏の皮に傷をつけてミミズ君に与えればよいということだ。
下の写真は残った小さめの銀杏。これはゴミとして出した。

銀杏の果肉を食べるかどうかを見る実験として、観察小屋には銀杏果肉、50匹程の余り元気のないミミズ君の他に、新たに里芋の皮、冬瓜も少々入れ、また、食べ残していた前回のサツマイモなども入れた。
1ヶ月後位にチェックをしてみよう。


これが、みみず君が手伝って?食べれる状態になった銀杏。
大きさ的には立派な銀杏だ。色が少し茶色っぽいのはまだ乾いてないから?
それとも長期間ミミズ君と居て何かよくない変化が起こった?
そこで手前の1個を殻を外して見てみた。中の実は皺などなく状態は良さそうだ。
そして、4時間程経つと通常の銀杏の色になってきた。これで安心して食べられそうだ。
銀杏は濡れていると茶色っぽい色をしてるんだ。知らなかった。


さて、ミミズ君は銀杏を食べることはしなかったが、何とか食べれる状態にしてくれた。
果してクサイ臭いが減ったり、果肉がポロッとむけたのはミミズ君の力だったのだろうか??

もしや、銀杏を2〜3ヶ月土の中に入れておいても同じ状態になるのでは?
そういう疑問が湧いてくる。
また、今日設定した銀杏果肉実験で、もしみみず君が果肉を食べるとしたら、銀杏の皮に傷をつけたら短期間で果肉を食べて種だけが残るはずだ。

ということで、みみず君が今日始める実験で銀杏の果肉を食べた場合は
来年は
1)ミミズ君を入れず観察小屋の中で土の中に銀杏を入れる
2)ミミズ君を入れ、観察小屋で銀杏の皮に傷を入れる(みみず君が果肉を食べ易いように)
3)ミミズ君を入れ、観察小屋で銀杏の皮に傷を入れない(今年と同じ条件)
の3通りで実験してみたいと思う。

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