2013年1月11日金曜日

この寒さの中で孵化しない卵。暖めると孵化が早くなる?

今日も放射冷却のためか朝は寒かった。
こんな朝は自宅から見える福岡百道地区の町並みがきれいだ。

夏は暑くて歩けない程だった我が家の仕事場の屋上のコンクリートも、凍り付いてピカピカ状態だった。
写真では分かりにくいが、小さな氷の粒がコンクリートの表面でピカピカ光っている。
歩いてみると、ツルリと滑ってしまいそうだ。
こんな寒い日が続いているためか、最近、どのミミズ小屋や観察小屋でもミミズ君の卵から孵化してくる赤ちゃんの姿がほとんど見られない。

そこで、卵が孵化しないのが、季節的な因子なのか、温度的な因子なのかをチェックしてみる実験をしてみることにした。

丁度、卵孵化実験を先日始めたところだ。
先日卵孵化実験を始めた観察小屋。雨風は当たらないが寒い屋外で管理している。

下の写真は実験に使った卵を取り出した容器だが、この容器の中にはまだ同じ時期に産卵されたと考えてよい卵がたくさんある。


この容器から卵を取り出して、先日(1/8のブログで紹介)と同じように卵を10個入れた容器を作った。
この薄型の四角いガラス瓶に卵を10個入れている。ただ、室内に置くと乾燥しやすくなる。
乾燥予防に観察小屋の上の方には蓋も兼ねてウェットなダンボールを何層も重ねて置いている。
これを室内に置いてみよう。
いつも暖房している部屋ではないが、外よりは暖かいはずだ。
丁度1個だけは外から観察出来るようになっている。
この卵は時に観察しておこう。

そして、1ヶ月目に孵化率をチェックしてみて、先日の孵化実験(1/8設定)と比較してみよう。
もし、室内管理の方が孵化率が高ければ、孵化は季節ではなく温度に大きな影響を受けるということになるだろう。

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