2013年1月14日月曜日

90匹でのシマミミズ寿命実験第3弾、7ヶ月目(210日目)こちらも全員生存

ミミズ君の成長には空間因子と餌因子、どちらも重要という結論に至ったこの観察小屋。夏まで成長の遅かったミミズ君が秋になり、餌や住む空間の改善をすると急に成長が早くなり、あっという間に青年ミミズ〜大人ミミズになった。

そこに居た90匹は生まれた時期がおおよそ推定出来るので、2ヶ月前より寿命実験(第3弾)に移行した。
同じ時期に始めた寿命実験(1、2弾)より成長が遅れたミミズ君たちによる寿命実験だ。成長が遅れた分だけ長生きが出来るかどうかが興味あるところだ。
実験開始は赤ちゃんを投入した時期から推定して6月15日とした。

ということで、今日は210日目(7ヶ月目)のチェックとなる。

まず、先月のチェックの結果は
大人&青年ミミズ君の数 90 匹
赤ちゃんに近い子供ミミズ 4 匹
卵            0 個
食べ物の影響のためか、環境はかなりウェットだった。
寿命実験なので当然、見つけた子供ミミズ4匹はこの観察小屋から排除した。


さて、今回の観察小屋の中の環境はどうだろう?
死亡したミミズ君は居ただろうか?
新たに卵は生まれているだろうか?

下の写真が今回分別したミミズ君。
数は92匹居た。新しいミミズが生まれたのではなく、恐らく元々のミミズの数え間違いだろう。
大きさは大人ミミズがほとんどだが、まだ青年ミミズのサイズのものもいた。
妊娠していると思われる環帯の膨れたミミズは少数居た。
死亡ミミズは居なかったが、ミミズ君の成長は止まった感じ。
妊娠ミミズも少数居たが、先月の青年ミミズのままといった感じのものも居た。

堆肥のウェット度は前回より改善していた。
堆肥の中に卵や赤ちゃん、子供ミミズは居なかった。
また、かなりの餌が食べられずに残っていた。
最近の食欲低下はどのミミズ小屋、観察小屋でも共通のようだ。
堆肥の中をいくら探しても卵や赤ちゃんは見つからなかった。
やはり繁殖活動も今ひとつといったところなのだろう。
ということで、
今回の結果
大人&青年ミミズ君の数 92 匹(死亡ミミズ0匹)
赤ちゃん&子供ミミズ   0 匹
卵            0 個
という結果だった。

今回の青年ミミズの状態から判断すると、前回青年ミミズだったものはどうやら今回までほとんど成長しなかったということになる。
これはこの冬の時期、食欲が落ちたためだろう。

今回もウェットになりすぎないような餌を追加しておいた。

成人式の今日、この観察小屋のミミズ君たちは、1匹も死亡することなく全員が元気なようだ。ただ、その成長度合いは、成人式に出席できるものと、まだ成長が今一歩たりないため成人式には出れそうにないものが混じっていた。
一般的には1年半ぐらいと言われているミミズ君の寿命だが、92匹の元気なミミズ君たち、果して来年の成人式まで何匹のみみず君が生き残っているだろうか?


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