2013年1月24日木曜日

ジャガイモの収穫、収穫量には植える時期が大きく関与。残った種芋は再度種芋として使える?

今年は秋ジャガを3回に分けて植えた。

1回目は9月中旬:畑に男爵芋とアンデス赤、プランターにも男爵芋を1個植えた
9/13に植えた男爵芋

同じく9/13に植えたアンデス赤

2回目は9月末:畑とプランターに男爵芋を植えた
9/27やっと芋を植えるスペースが確保できた。
遅れた!と思いながらも結構な数の種芋を畝1列に植えてみた。

 1〜2回目に使った種芋はすべで昨年夏に収穫した芋を種芋用に残したもの。

3回目は10月中旬:畑に出島。これは苗屋さんに行った時、「時期遅れになるけど何とか小さな芋なら出来るかも」と売れ残った種ジャガを数個ただで頂いたものだ。


昨春植えたジャガイモは結構立派に育ち、夏には一応満足できる形で収穫をした。

さて、秋ジャガの収穫はどうだっただろうか?


まず、昨年12月4日から、1回目に植えた分を収穫し始めた。
予想通り収穫量は少ない。
収穫している私の姿を見た農家の方が、「うちのジャガイモはもう出荷始めているけど、このジャガイモは植え時が遅かったのだろうね。ジャガイモは霜が降りても腐れないから慌てて掘らんでもよかよ」と声をかけて下さった。3株程収穫して、あとはそのままにしておいた。
そして、その言葉通り、時間を置いて食べる分だけ1株づつ収穫した。
下の写真は12/18収穫分。
12/18の収穫(1株分)。
これは1/4収穫分 

これは1/15収穫のアンデス赤の初収穫1株と、1回目に植えた男爵芋の最後の1株の収穫。数は少ないが大きさや状態に問題なかった。
同じ日に収穫したヤーコンと一緒に記念写真
結論的に1回目に植えた芋は収穫量は少なめだった。
1株に出来る芋の数は、春植えた芋を7月に収穫したときの半分もなかった。
しかし、芋の大きさや状態には問題はなかった。

ところが、今日収穫した男爵芋、すなわち2回目に植えた芋たちの収穫状況はさらに悲惨だった。
皿に入っているのが、今日収穫した2回目に植えた男爵芋。アンデス赤は1回目に植えたもの。
左側は種芋だ。
残念ながら、9月末に植えた男爵芋は収穫芋の方が種芋より小さいし、全体量も少ない。
春植えた種芋は収穫時には腐っていたが、この時期の収穫では種芋はしっかりした形で残っていた。

やはり、秋ジャガでは植える時期が生育に大きく関係するんだ。

そこで、10月中旬に植えた出島を見てみた。これらの種芋ではさすがに植え時が遅すぎたのか、小さな芽が出たものの、大きく葉を茂らせることなくすぐ萎えてしまった。
12月に入ってすぐのことだ。小さな芋なら出来るかもと言われて頂いた種芋だったが、
やはり収穫できる芋は出来ていなかった。
掘り出した出島の種芋。
なぜか植えたときより若干大きくなっている。1cmほどの小さすぎる子芋が付いている。
もう成長することはないだろうが、行く末を見届けたいのでこのままの状態でプランターに入れておいた。
残ったいくつかの出島の種芋も同じような状態だろうが、葉がない状態で小さなイモが少しは大きくなるのか見てみたい。ということで、畑でそのままの状態にしている。

行く末を見届けたいと言えば、今日掘り出した種芋の中から、男爵芋の種芋(2個)とアンデス赤の種芋(1個)も試しに小さなプランターに入れておいた。
春になったらもう一度芽が出るのだろうか?
もちろん他の種芋はミミズ君たちの餌になる。
1個がアンデス赤、2個が男爵芋。昨年4月に定植して7月に収穫。
その収穫した芋を種芋として9月中旬と9月末に植え、今日掘り出したものだ。

今日の芋掘りで分かったことは、
秋ジャガは、植える時期が遅れないようにしなければいけないということだった。

また、春に植えた種芋は夏収穫時には腐っているのに、秋に植えた種芋は、なぜかこの時期、腐らずしっかりした形で残っていた。
もちろん、この種芋は繊維質が多く食用にはならないとのことだ。
この腐れなかった種芋が、そのまま植えているとどういう経過を辿るのか気になった。種芋としてもう一度新しい芋を付けることは出来ないだろうが、結果をはっきり確かめようと思う。

残念ながら秋ジャガの収穫では満足より反省が残った。
ということで、この時期、野菜を収穫するたびに思うことだが、この秋植えるジャガイモは、もっと立派に育てたいと思っている。


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