2013年3月6日水曜日

カチガラスの巣作り(電柱)

最近、カチガラスが巣作りをしている現場に居合わせた。
巣づくりは、早いものでは10月下旬に始まり、12月頃から3月までがシーズンとのこと。
丁度今は巣作りの最終段階といったところだろうか?

場所は畑や川が近くにある集落の中の電柱の上。
巣に一羽のカチガラスが小枝を運んできた。
巣は直径60cmほど
どこに枝をおくか初めからイメージが出来上がっているのだろう。
小枝をちょっと持ち上げたと思うと
迷うことなくにイメージした場所に置いているようだ。
小枝を置き終わるやいなや、カチガラスは飛去った。
5分もしないうちにまた別の枝を持ってきて
同じような場所に置いていた。
今度は突然巣の上方に上がると
巣の中に顔を突っ込んで何かしている。
中に赤ん坊がいるのかな?
間もなく飛び立ったが
何もくわえてないのに顔を巣の中に突っ込んでいる。
赤ちゃんがいるのかな?
今度は食べ物らしいものをくわえてきて
赤ちゃんに餌を与えているように見える。
赤ちゃんが居そうに見えるのだが、赤ちゃんの姿を確認は出来ない。
巣の中には小枝に混じってハンガーだろうか?青い針金のようなものも見える。

カチガラスの場合一つの巣に平均で5個から8個の卵があるらしい。
4月~6月がヒナの成長と巣立ちの時期とのことなので、もしかしたらこの巣は丁度赤ちゃんが生まれた頃なのかもしれない。


電柱の真下から見上げると赤ちゃんか卵が見えるのではと覗いてみたが、やはり確認は出来なかった、

巣の卵や赤ちゃんにとって大敵はカラスとのことだ。
また、停電の原因になるので九電の職員が撤去に来るのも、彼らにとっては災難だろう。ただし、九電の方の話ではチェックして漏電などの危険がなければヒナが巣立ったあとに巣の撤去をするらしい。


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