2013年5月10日金曜日

黄色いバケツによるアブラムシ退治。その効果は?ニンニクの花芽摘み

堆肥収穫時のバケツが不足してきたので、4月末に3個調達した。
なぜかどれも黄色。
最近ミミズ堆肥は順調に収穫出来ている
バケツを黄色にしたというのは意味があったのだ。

農薬を使わない家庭菜園をされている方は、アブラムシ対策にはいろいろ気を使っておられるようだが、そんな中でこのバケツが魔法の黄色いバケツとして最近人気が出てきているらしい。

この黄色いバケツによるアブラムシ対策は、最初は新聞に紹介されたらしい。その内容は、
黄色いバケツ(6リットル容器)に水を三分の二ほど入れる。
中に食用油を数滴、さらに乳酸飲料か食用酢を十ミリリットルほど入れ
後は畑に置いておくだけ。

バケツの黄色と乳酸飲料などの甘酸っぱいにおいで害虫を引き寄せ
水面に落ちた害虫は食用油の吸着力で逃げられず溺れ死んでしまう。
ということだ。

食用油の代わりに中性洗剤を使った方もおられたが、畑に中性洗剤は使いたくない。やはり、食用油の方がいいだろう。

ただ、今回は初めてのトライなので水だけを入れて様子もみることにした。
バケツは10Lのものを用意したが大は小を兼ねるので問題ないだろう。

さて、このバケツにまず水のみを2/3程入れ、
アブラムシが付いていた空豆の側に置いてみた。
もし、水しか入っていない黄色いバケツに虫が飛び込むとしたら、やはり黄色という色のなせる技だろう。
バケツを置いて1週間程経った。
上から覗いてみると 
 結構虫が入っている。
間違いなくアブラムシも入っていた。
それ以外の虫も黄色は好きなのだろうか?結構色々な小さな虫が入っている。
どうやら、黄色いバケツには虫を寄せ付ける力があるようだ。

次は、教えの通りにこのバケツに乳酸飲料と食用油を入れてチェックしてみる。
その時は、他の色のバケツも同じ条件で置いてみて、色と乳酸飲料のどちらがアブラムシを引きつける力として強いのかを見てみようと思う。


ところで、馬鹿の一つ覚えは危険を招く。
下の写真は土嚢袋に植えて間もなく、まだ元気だった頃のナスの苗。
4/22植えて間もなくまだ元気だった苗。
ところが、1週間程して苗が弱った。数匹アブラムシが付いていた。
そこで、土嚢袋の中にはバケツは置けないので小さめの黄色の容器を据えてみた。
確かに弱っいたこの苗にはアブラムシを数匹は確認出来た。
その後、黄色い容器を据えた。上の写真は容器を置いて1週間経ったところ。
残念ながら、この苗はさらに弱り、この容器にはアブラムシは1匹も捕獲出来ていなかった。
どうやら、この苗が弱った原因はアブラムシではなかった?原因は目に見えないダニor カビ?
黄色の容器を1週間程置いていたが、病気した苗に少しも改善の兆候はなかった。
この苗に必要だったのは黄色い容器ではなかったようだ。
判断が遅れたこの苗は、上の写真のように葉っぱは縮んでしまっていた。
このままではこの苗は助かりそうにない。
植えてそんなに時間が経ってない苗なので、この苗を引き抜いて、全てを水洗いすることにした。
苗を弱らせた原因は分からなかったが、十分洗えば悪い原因を洗い流せるような気がしたのだ。もし土嚢袋という環境が悪いのであれば、もうこの苗が助かることはないだろう。
引き抜いてみると僅かに新しい根が出ていた。根の張りは極めて不良だ。
この後、水の中に浸けて根も葉も茎もしっかり洗った。
特に葉に付いているであろう悪いものをしっかり洗い流すようにやってみた。

これは洗ったあと植え直したときの写真 。
心なしか葉は開き元気を取り戻しかけているように見えた。
そして2日が過ぎた。
葉の状態を見ると、ちょっと元気を取り戻しかけているように見える。
あとは復活を祈るだけだ。
同時期に畝に植えたナスはとても元気で、もう花が咲き始めている。
やはり、土嚢袋での野菜作りで、畝と同じ条件を保つのはかなり難しいのかもしれない。



さて、昨日ニンニクの花芽摘みをした。
近くに、ジャンボニンニクを育てている農家があったので、その畑を覗いてみたら花芽が全て切られていた。
ネットで調べてみたら、実の肥大のためこの時期に花芽を切るのだそうだ。
下の写真は我が家のジャンボニンニクの花芽。
この芽をそのまま置いておくとニンニクが肥大しないのだそうだ。
切った花芽の根元よりの黄色味がかったところは、柔らかくて食べれるとのことだ。
この時期花芽を切るのは。このまま花芽を置いておくとニンニクが肥大しないとのことなのだ。そこで我が家のニンニクもさっそく花芽が切られることになった。

また、根元の黄変した葉をそのまま置いておくとニンニクに虫が入りやすいとのことだ。

我が家のジャンボニンニクは近くの農家にあるものと比べるとかなり小さいようだ。
同じことは出来ないが、プロの育て方を遠くで眺めるだけでも役に立ちそうだ。
これら黄変した葉もかいでおいた。
ジャンボニンニクは初めての挑戦だ。
育てているのは僅か6本だが、いつ頃、どんな収穫になるのかが楽しみだ。

さて、今日は久しぶりの雨。
畑の野菜も雑草も、皆喜んでいるようだ。
プランターのニンジンも数時間でちょっと背を伸ばしたように見えた。










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