2013年7月12日金曜日

寿命実験第2弾(50匹)に子供ミミズ出現。明日から小旅行。

寿命実験が1年を過ぎてきた。
本当にシマミミズの寿命は一般にいわれているように1年半くらいなのだろうか?
そうだとしらら、そろそろバタバタと死んでいく時期に入るはずだ。

50匹で寿命実験をおこなっているこの第2弾は1ヶ月前、50匹のミミズ君は全員生存(生存率100%)だった。

今日は13ヶ月目のチェックだ。
下の写真はこの実験に使っている観察小屋。50匹を見ていくのには全く問題のない大きさだ。
直径12cm、深さ16cm程の容器
実はこの容器、元々愛犬「金太」のおやつ入れなのだ。

この容器の底に液肥用の穴、側面の上方と蓋に空気穴を開け、観察小屋として使っているのだ。

観察小屋は大きすぎても管理が大変だし、小さすぎると環境が悪くなる。
最近ではこのタイプの容器が、観察小屋として使い易いので主流になっている。

さて、ミミズ君を観察小屋から取り出してみた。
今回はちょっとした異変があった。
異変といってもミミズ君の数が減ったわけではない。
今回もミミズ君は50匹全員が生存、すなわち、生存率100%だ。
元気なミミズ君たちは下の写真の右側に写っている。

異変というのは、この観察小屋に大きめの赤ちゃんや子供ミミズが数十匹ほど居たのだ。
彼らは下の写真の左に写っている。
寿命実験では、ミミズ君の数をチェックする時、見つけた卵や赤ちゃんは観察小屋から除外している。だから卵や赤ちゃんは見つかることがあっても子供ミミズが見つかることはなかったのだ。
右が大人ミミズ。
左はちっちゃなミミズ。それでも生まれたての赤ちゃんではない

今回この観察小屋の中に居た小さなミミズは大人ミミズと比べると小さいが、これまで観察小屋で時折見かけていた赤ちゃんミミズよりかなり大きい。アップするとこんな感じだ。
ここに見えるミミズ君は赤ちゃんというよりもうほとんどが子供ミミズだ。
この子供ミミズ君たちは卵から1ヶ月でこの大きさにはならない。

そこで、先月のチェック時の写真を見てみた。
居た居た!堆肥の中には生まれたての赤ちゃんがたくさん居たのだ。かれらはすべてこの実験から除外したつもりだったのだが。
この写真は先月のチェック時の堆肥。ここにはかなりの数の生まれたての赤ちゃんが居た。
除外し損なった赤ちゃんが、今回子供ミミズのサイズになって見つかったのだろう。
前回除外しきれていなかった赤ちゃんミミズが、今回子供ミミズとして見つかったのだ。

この観察小屋の赤ちゃんの様子からも推測がつくが、シマミミズの孵化のピークは5〜6月、6〜7月は彼らがどんどん大きく育つ時期のようだ。


もちろん今回も、大人ミミズだけを14ヶ月目に向けて餌と共に観察小屋の中に戻したつもりだ。ただ食べ残しの餌の中に赤ちゃんが残っていたら来月もまた子供ミミズが見つかる可能性がある。

さて、今おこなっている寿命実験。
本当にシマミミズの寿命が一般に言われているように1年半くらいなのかどうかを確かめるためにおこなっている。
今回の100%生存の元気なミミズ君たちを見ても、どうやら我が家の観察小屋でのシマミミズの寿命は、一般に言われている1年半より長くなりそうだ







ところで、明日からは連休を利用して小旅行。
旅のメインは鳥海山登山だ。
3日間、暑い最中に畑から離れることになる。

雨が降ってくれればいいのだが、雨が降らないと、畑や屋上菜園の乾燥が心配だ。

特に、心配なのは屋上の土嚢袋、プランターよりは水枯れに強くなってはいるが、それでも3日間かんかん照りが続いたらちょっと心配だ。

下の写真は今日の収穫。
3日も離れるので、まだ小さめの野菜も収穫しておいた。
黄色のインゲンはスペインの土産にもらった種を5月の終わりに植えたもの。
食感は日本産の緑色のモロッコと変わりなかった。

この時期の野菜の成長は早い。
ゴーヤ、トマト、キュウリは少し早めのものも収穫しておいた。

とにかく、今日は野菜にたっ〜ぷり水をやっておいた。

さあ、これから楽しい旅の準備だ。

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