2013年9月30日月曜日

2013年9月のミミズ君と菜園

朝晩は涼しくなったが、昼間は結構暑い日が続いた9月。

ミミズ小屋の管理では大いに反省が必要だった。
多くのミミズ小屋で大人ミミズが減少したのだ。
どんぶり5号はほぼ全滅。
30匹でおこなっていた寿命実験もミミズ君が全滅し終了となった。
バケツ3号も数が激減し4号と統合。

これらの原因8月の異常な暑さと乾燥だろう。
ミミズ小屋によってはミズアブの大量侵入もミミズ君の減少に影響を与えたしたのかもしれない。
ミミズにしろ畑にしろ、自己管理が出来る範囲でおこなうことが大事なのだが
今回の反省点としては、ミミズ君に関してはミミズ小屋が多すぎて自己管理出来る範疇を越えたということも一因に挙げられる。ミミズ小屋は今月11個に減ったが、最終的には6個くらいにまで減らしても、我が家の畑で使う最低の堆肥収穫は得られるように思う。今後の検討課題だ。

畑の方では夏野菜の撤収がかなりすすんだ。
ツクネ芋とウコンは相変わらず元気よい。
結構風の強い日があったが、ほとんど影響を受けなかったのは考えていた風対策が成功した?
というのは、昨年は下の写真の様に我が家の植木や野菜は強風のため弱り切った。
昨年9月の大風被害の様子。ウコンもツクネ芋もかなりなぎ倒された。
我が家の風被害は地形的に南風によるものがほとんどだ。

そこで、今年は一番南にカボチャの空中栽培のためのがっちりした竹組を作り、まずその竹組でその南側にある植木が倒れそうになるのを支えている(倒れるのは予防出来る代わりに元気のよいカボチャの蔓が竹組を外れて植木の上を這っていた)。

更に、背が高くなるツクネ芋は竹の支柱に所々、深く固定した鉄の支柱をかませることで強度を増している。
そして風に弱いウコンは風を受け止めるツクネ芋の北側に配置し直接強風が当たらないようにした。

それらの努力の結果が下の写真だ。
今年のツクネ芋とウコンは元気いっぱい、風被害も受けなかった。
もちろん想定外の強風が来れば、こんな予防措置はひとたまりもないのだろうが、今年は何とかうまくいったようだ。

ところで、屋上の野菜の長期水やり法として、20Lビニール袋による点滴灌水法(drip infusion system)と腰水法(storage water infiltration system)をやっている。
下の写真が20Lビニール袋による点滴灌水法。
この2つの苗は以前水不足で枯れかけていたのだが、切り詰めたあと復活し、点滴灌水法後さらに元気を増し、今ではどちらも実を付け、少しづつではあるが収穫出来ている。



一方こちらは腰水法を始めた土嚢袋。
こちらの苗も元気に成長している。

最近では腰水法は色々な土嚢袋の入ったプランターで使っている。
どうやら、どちらの長期灌水法も真夏の休暇の時のみならず、いつの時期でも水やりの手間を省け、使えそうだ。

ナスはボチボチ収穫出来ている。
ピーマン、トマト、青シソはどうやら収穫終了した。これらは虫にやられたのも大きかった。
虫と言えば、クロメンガタスズメの幼虫の飼育を始めた。
うまく成虫の顔が見られるかどうかは?だ。

モロヘイヤもボチボチ収穫しているが早くも種が出来始めたので、こちらもそろそろ終わりにしよう。
嬉しいことに自然発生の苗から冬瓜が次々に収穫出来そうだ。
丁度今日雨の中、冬瓜の初収穫をした。次から次にしばらくは収穫が出来そうだ。

同じく自然発生のゴーヤの方もまだまだ立派なのが結構な量収穫出来ている。

一方、ガラ袋やダストボックスで育てているゴボウだが、先日ダストボックスに植えたゴボウを収穫してみた。
まずまずのゴボウ収穫第2弾だ。


今のところ他のゴボウも元気にしているので、しばらくは食べる分だけ収穫していく事にしよう。

食べる分だけの収穫と言えば、サツマイモも同じような感じで少しづつ収穫している。
こちらは先日土嚢袋から収穫したサツマイモ。
ツクネ芋、ウコンは元気で収穫が楽しみだが、それはまだまだ先の話だ(先日ツクネ芋の試し掘りをしたがまだ早かった)。


果樹の方は、イチジクをボチボチ収穫している。



それでは、現在11個に減ったミミズ小屋の現況報告だ。
金子3段:9/28堆肥収穫。下段に大人青年子供合わせて1000匹ちょっとといった感じ。この小屋はみみず君がほとんど他の段に移動しないのでやはりチェック時1000匹のミミズには居てほしかった。最近の減少傾向のミミズ小屋にあって、何とか合格だろう。今回は青年が最も多かった。堆肥の収穫量も多いため分別に1時間30分かけてしまった。堆肥上等バケツ2杯半、これまでで最高の量だろう。餌は、ゴーヤと冬瓜、それに冷凍キクイモなどを入れた。また日々余った野菜などを追加することになる。
箱形:9/24堆肥収穫、バケツ1杯上等。下段のミミズは70匹。餌は冷凍キクイモ、ゴーヤなど

どんぶり1号:9/28早めの収穫、バケツ1/3.ミミズは100匹くらい。餌は冷凍キクイモなど。
どんぶり2号:9/27収穫。バケツ1/2上等収穫。ミミズ君は数が少なめ。
どんぶり3号;9/6堆肥収穫はバケツ1/3堆肥上等。下段は50匹くらい大人ミミズ、餌はキクイモ&野菜の葉っぱ少なめ?
どんぶり4号: 9/10下段150匹くらい。液肥溜め内に珍しくミミズがいない。堆肥は立派バケツ1/3。卵は少なめ。赤ちゃんは少ない。
どんぶり5号:9/14下段のチェックしようと思ってミミズ君約10匹。中段、上段も調べてみたがミミズ君は数匹。この小屋は終わった。原因は暑さ?乾燥?大量発生のミズアブ?
小どんぶり:赤ちゃんのみを入れていたこの小屋、まだほとんど子供〜青年ミミズ。餌はキクイモ里芋の茎葉、冷凍キクイモなど追加したが堆肥の収穫はせず。


ボックス型:9/17ツルムラサキ実験、いい感じでミミズが集まってきているが、この小屋にはミズアブの幼虫も多い居ようだ。ミズアブをすこし除外する事を目的に9/24早めの下段の分別。下段に300匹くらい、大人は少ない。子供〜青年ミミズは多い。分別時間30分で切り上げ、分別出来なかった堆肥とミミズはそのまま上段に。堆肥は出来ていた。収穫バケツ1杯。ミズアブはもう大人になっている抜け殻が多かった。

バケツ1号:今月分別間に合わなかった.来月早々に予定。
バケツ2号:9/25チェック堆肥完熟。餌は全て食べられている。下段に残ったミミズ110匹くらい。液肥溜めには液肥なし堆肥あり、ミミズは10匹元気。
バケツ3号(白):9/15堆肥収穫バケツに1/3程出来たが、全ての段合わせてもミミズ君100匹以下。4号と統合
バケツ4号(赤):9/15堆肥収穫バケツに1/3、このミミズ小屋も全体的に少しミミズ少ない。3号のミミズをこちらに統合、赤白のバケツ使って新たな3号とした。

観察小屋の方は1年2ヶ月目を迎えた寿命実験3つのうち1つのみが生存率100%で後の2つは96%と86%になった。30匹の寿命実験が0匹となり終了し、ミミズ小屋の大人ミミズがこの時期減っている傾向があったので、来月の寿命実験は特に数の減少に注意してチェックが必要だろう。
観察小屋1(92匹寿命実験3):15ヶ月目86%(92→87→80匹)
観察小屋2(54匹寿命実験1)9.1 15ヶ月目96%(52→52匹)
観察小屋5(50匹寿命事件2)15ヶ月目50匹(100%)
観察小屋6(30匹寿命実験4)8ヶ月半30匹(100%)→9ヶ月半0匹(0%)!原因は暑さ?この観察小屋は終わり。

2013年9月29日日曜日

しその実の塩漬けに挑戦。

今年も自然発生の苗から、数本のしそを残し、しその葉(大葉)を利用してきた。
特に真夏の時期、大葉の香りは食欲を増して助かった。
この時期、しそには穂がいっぱい出ている。
この穂には実(種)がいっぱい付いているのだ。

しかし、そろそろこれらのしその苗を撤去しようと思う。
ただ、これらのしその苗にはこの時期、穂がいっぱい出て、そこに実が付いている。

これまで、これらしその実を利用した事は一度もなかった。
ネットで調べてみると、しその実は塩揉みしたり、味噌と合わせたり、佃煮にしたりと色々な利用法があるのだ。

利用出来るものは利用してみたい。
菜園で得られるものを最後まで利用するのはとても気持ちがいいことなのだ。

さっそく、しその穂を収穫してみた。
しその穂を収穫するのにいつ頃がよいのかはよくわからない。
ネットでは少し花が咲いている頃が収穫にはよいとのことだ。
収穫する適量も分からない。
まあ今年は初体験。まずはやってみよう!
さて、どんな利用法をとろうか?
調べてみたところ、どうも一番シンプルなのは塩漬けみたいだ。

そこでネットに紹介されていた、「しその実の塩漬けの作り方」を真似てみる事にした。
どうやらうまく作るポイントは、収穫するしその実の時期と灰汁抜きのようだ。
収穫時期に付いてはよくわからないから、灰汁抜きだけはしっかりやろう。
1)ザブザブと穂しそを洗って、指先で穂から実をしごき取った。
やはり収穫量が多過ぎた?しその穂をざぶざぶ洗ってゴミを落とし、穂から実をしごき取った。
まだしその穂は残っているが、実を取るのはこれくらいで十分だろう。
思ったより面倒の操作だった。手前の鍋の中がしごき取った実。
2)少し大きな鍋にしその実を移し、適量の塩と、しその実を入れる。
このまま半日くらい灰汁抜きをするのも一法のようだが、灰汁抜きには熱湯に通した方がよかろうと、一度熱湯で数十秒湯掻いた。
このしその実を灰汁抜きを確実にするため、週十秒湯掻いた

3)このしその実をキッチンタオルの上で4時間程乾燥させた。
 今日は天気がいまいちで乾燥状態は完全ではない。
天日乾燥して4時間。この状態で試食してみた。塩味はほとんど付いていない。
プチプチした食感はなかなかよく、口の中にしその実の清涼感が広がった。

4)ここで重さを計ってみた。

200gちょっとあった。

これに、塩を50グラム、梅酢を70グラム加えて、ここから先は即席漬け物器に入れて、あとは汁が上がってくるまで時間待ちだ。


汁が上がってきたら取り出して冷蔵庫保存の予定だ。
冷蔵庫だと、結構長期保存出来るらしい。
これでこの秋の新米がうまくなる事、請け合いだ。

さて、先日頂いたショウガ、家人が頂いたレシピ通りショウガの甘酢漬けを作っていた。
美味しい!ついつい手を伸ばしてかなりの量をつまみ食いしてしまった。
これで、我が家にあるショウガは、生のショウガ、お茶用の乾燥ショウガ、ショウガの甘味噌漬け、それに今回の甘酢漬けが加わった。
ショウガが自然にピンク色に変化するのは知らなかった。
乾燥ショウガ、甘味噌漬けは量は減ったが、去年のものがまだ少し残っている。
今日出来上がったショウガの甘酢漬けが無くなるのは早そうだ。




2013年9月28日土曜日

凄い!プロが作るショウガ。

昨日頂いたショウガ。これが一つの株だ。
時期としてはまだ早いはずだが、もうこんなに立派に出来ている。
昨年からショウガを頂いたり、ショウガの種芋を頂いたりしているプロ農家の方が居る。
その方が、先日我が家の畑のショウガを見て、思うところがあったのだろう。
昨日、採れたてのきれいに洗ったショウガを持って来て下さった。
上の写真がその一物だ。
ショウガはまだまだ今から大きくなるはずだが、この時期にここまで大きくなっているのには驚きだ。さすが、プロの方が作るショウガは凄い!


ところで下の写真は、今年頂いたショウガの種芋。
今年頂いた立派な種芋。
昨年うまく育てられなかったのをご存知で、今年は少し少なめに下さった。
畝の高さ、種芋の深さ、水やりの仕方など一応指導してもらった。
私なりに気合いを入れてこれらの種芋を植えた。
ただ、現時点での育ちは、昨年より若干はいいかなといった感じ。
まだまだ収穫するには早すぎる。
このショウガを見て、プロ農家の方は採れたてのショウガを持ってきて下さった。
日照り続きのこの夏、やはり水やりが足りなかったのかもしれない。
これでも11月になればかなり成長してくれると信じている。

一方、屋上の土嚢袋にも残った小さめの種芋を植えてみた。
こちらは種芋が小さかった割りには、育ちはいい感じのように思える。
腰水法で水切れにならないようにしたら、さらに元気を増した?
これからしばらくは、腰水法で十分水が行き渡るだろう。
ここからの成長を楽しみにしよう。

同じく屋上の土嚢袋に植えていたショウガ。こちらも最近腰水法を始めている。
どうも、ショウガには私が思っているより多くの水やりが必要なのかもしれない。
来年は、畝のショウガは真夏の水やりをもう少し頑張って、屋上土嚢袋に植えるショウガは最初から腰水法をやってみようと思う。

さて、今日はさっそく、たっぷりのすりおろしたショウガと小ネギにイベリコハム、それを熱いご飯に載せて頂いた。
最高の組み合わせだった。

ところで、頂いたショウガにはこんなレシピも添えてあった。
これも美味しそうだ。さっそく家人に作ってもらおう。



2013年9月27日金曜日

ペットボトル点滴灌水法、中にミミズ液肥を入れたものは詰まってしまう?ならば腰水法の水にミミズ液肥を加えよう。

屋上菜園の手間入らずの水やり法として、点滴灌水法(drip infusion system)と腰水法(storage water infiltration system))を検討している。
長時間(1週間水やりなしで)灌水するという目的では、今のところうまくいったのは大きな(20L)のビニール袋による点滴灌水法と腰水法だ。

最初にトライした、ペットボトルでの灌水法は、最長6時間しか持たなかった。

ただ、このペットボトルによる灌水法、旅行時の長期灌水の役には立たないが、少し他の使い道があるような気がした。
ペットボトルでの少しずつの水やり法では、水分や養分を吸収しようとして根が活性化されるらしい。
だから、ペットボトルによる液肥入りの灌水は、非常によい方法だと思えたのだ。


そこで試しに、通常ジョウロで与えるミミズ液肥を、ペットボトル灌水法で与えてみることにした。
まず、薄めたミミズ液肥が入ったプランターを、ニラを植えているプランターとナスを植えている土嚢袋に置いてみた。
ミミズ液肥の濃度はきわめて適当だ。
下の写真はニラのプランターに設置した翌朝のもの。
設置した翌朝見ていると、まだ水が半分以上残っている。
どうして?と思ってペットボトルを調べてみると水が出ていない。
ちょっとペットボトルを振ってみると、また水が出だした。
水が出なくなった理由は、小さな穴が液肥の中の物質で詰まってしまったのだ。
ナスの方も、すぐ穴が詰まってしまったようだ。
翌日の夕方見てみると水不足でカラカラ、悲惨な状況になっていた。
この後、すぐに水やりをして事なきを得たが、天気がいいと地植えでない野菜の乾燥は早い。
このプランターもペットボトルを振ると、しばらくはまた水が出るようだった。
ペットボトルにミミズ液肥を入れたものは2本とも半分も入らないうちに詰まっていた。
やはりミミズ液肥に含まれていた小さな粒状のものが穴を塞いでいたのだろう。

ということで、点滴灌水法で液肥を与えるという試みは失敗した。

点滴灌水法で液肥を与えるということがダメなら、腰水法で液肥を与えたらどうだろう。
これは全く問題ないはずだ。これならミミズ液肥がゆっくり時間をかけて根の方に移行するに違いない。
下の写真は水やりを数日続けて元気を取り戻した、土嚢袋にナスの入ったプランター。
ペットボトル点滴法での液肥やりに失敗したあと、苗は元気を取り戻した。
新しい実もいくつか成長している。
この土嚢袋の外側に、水を入れ、さらにミミズ液肥を適量入れた。

下の写真では分かりにくいが、土嚢袋の外側に水を入れ、そこに液肥を加えている。
これでぶりぶり元気なナスが育ってくれると嬉しいのだが。
ところで、この腰水法をおこなっているプランターの側を通った家人、「これ何?ボウフラが湧くんじゃないの?」

確かに、ただでもヤブ蚊が多い我が家の畑。
畑の側に置いている土嚢袋の入ったプランターに腰水法をおこなうのは2個目だ。
ん〜屋上のプランターならまだしも、畑の側のプランターで腰水法にハマるのはちょっと控えた方がよいのかもしれない。


2013年9月26日木曜日

観察小屋(30匹でおこなっていた寿命実験)のミミズ全滅、やはりこの夏の暑さのため?

この夏は暑かった!

どのミミズ小屋でもミミズ君の減少を認め、ほぼ全滅した小屋もあった。
それに対し、観察小屋の方はこれまで調べたものにはほとんど問題がなかった。
これは観察小屋がミミズ小屋と比べ、小さいので暑さには弱いと思われるが、全てが蓋付きで乾燥しにくい構造であるのがよかったのだろうと判断していた。

ところが、今日チェックした観察小屋では蓋は付いていたがみみず君が全滅していたのだ。
この観察小屋はサイズが最も小さく、暑さの影響を受け易かったのだろう。
30匹でおこなっている寿命実験第6弾の9ヶ月半目だったのだが残念な結果となった。
この観察小屋はみみず君が30匹しかいなかったので容器が小さい。
緑の蓋が付いている通常サイズの観察小屋よりかなり小さな容器だった。
餌が食べられ、ボリュームが減っていたので暑さの影響を受け易かったのだろうか?

これが観察小屋の内容。餌はなくなり、堆肥は出来ている。
乾燥もひどくない。他の虫の侵入もない。
内容に極度の乾燥はない。
ミズアブその他の虫の侵入もない。
それでもミミズ君は0匹!完全にいなくなったのだ。
考えられる原因はやはり暑さそのものだろう。


この実験は、秋に出来た卵が年末に孵化して、そこから30匹を選別して育てていた。
先月まで全く問題のなかった観察小屋だ。
ちなみに先月チェック時のミミズ君は下の写真。
全く元気な30匹だ.このみみず君が1ヶ月で全滅なんて信じられないのだが。
こちらが先月与えた餌。与えた餌に問題があったとは考えられない。
こんな感じで観察小屋一杯になっていた。
今日チェック時は容積は1/4くらいに減っていた。それ自体全く問題はない。
堆肥も上等に出来ていたのだ。きっと堆肥を作ったあとミミズ君は死んだのだろう。
どう考えても今回の観察小屋の全滅は暑さの影響以外には考えられない。
餌を食べてしまって体積が減ったので、暑さの影響をもろに受けたのだろう。
寿命実験など、ミミズが少ない方が実験はやり易いのだが、このサイズの観察小屋は今後使わないことにしよう。



2013年9月25日水曜日

腰水法1週目順調、ならば土嚢袋に種を撒いたダイコンで、腰水法をおこなうものとそうでないものの比較実験。

この1週間雨が降らない予報だったので腰水法(water sorage infiltration system)を先週プランターに再設定した。
水を入れる前は下の写真のような状態。
土嚢袋の土は水で湿っていたが、土嚢袋の外には全く水はなかった。
水は下の写真の様にバケツ2杯分を土嚢袋の外側のプランターに入れた。
もし、バケツの水を土嚢袋の上に入れたとしたら、水は3日と持たないだろう。

写真では分かりにくいが、プランターの半分くらい水が溜まっている。
水を入れたあと、水温上昇予防に遮光ネットを土嚢袋の周りに敷き詰めた。


さてこの状態で1週間放置して、今日チェックをしてみた。


見てみたかったのは、
苗の状態。
残った水の量。
真夏ではないが一応水温。
苗の状態は元気いっぱい。サツマイモの芋づるもこの1週間でかなり成長した。
 残った水の量と、水温のチェックをしてみようと思ったらプランターの中の水は無くなっていた。土嚢袋の土はいい感じで湿っている。
1週間天気がよかったためか、丁度プランターの中の水は無くなっていた。
土嚢袋にしみ込んで蒸発していったのだろう。それでも土嚢袋はまだしっかり湿っている。
土嚢袋への水の供給という点では、一度の水やりで1週間持てば問題ない。

さて、この時期土嚢袋にダイコン類の種まきをしている。
撒いているのは下のような種。
もう芽を出してしばらく経つものもあるし、今日撒いたばかりのものもある。
種を撒いて3週間程経ったものは、いい感じで成長している。
これらのダイコン類の中で「秋の夢」という名のダイコンは大きく成長するはずだ。

ところで腰水法での短期観察で、苗は元気に育つことが今日の結果でも証明されている。
ただ、水がオーバーになった場合、根腐れしないかどうかが長期野菜を育てる場合気になるところだ。
この根の状態を見るには、ダイコン「秋の夢」は最適だ。

そこで買ってきたのが油粘土。

この油粘土、何に使うかというと、実は土嚢を入れるプランターの底に付いている穴を塞ぐのだ。
穴そのものと、内側と外側にもこの油粘土をしっかり付けて栓をすると、水を入れてテストしたが、水漏れは皆無だった。
最近の大型プランターには底に穴が空いているものがほとんどだ。 
腰水法をおこなうには、この穴を塞がなくてはならない。それには油粘土は適役だ。
100円の油粘土で、我が家の全てのフランターの穴を塞ぐことも出来る。
このプランターにダイコン「秋の夢」の種まきをして1週目の土嚢袋を入れた。
比較のための土嚢袋も横に用意している
腰水法をおこなうプランターの右側に入っているのが芽が出たばかりの「秋の夢」。
右にある2つの土嚢袋は同じ時期に種まきした「秋の夢」。収穫の際、比較に使う予定だ。
腰水法をおこなうプランターには長い赤かぶを植えている。

ということで、腰水法で気になる根腐れを見るために、上のようなダイコン実験を初めることにした。
ダイコンの成長は早いので、きっと2ヶ月余りで結果が出るだろう。

2013年9月24日火曜日

旭岳。小旅行から帰ってみると畑の方は?

昨日登山旅行から帰って来た。
私は還暦は過ぎたが、まだまだ元気なうちは現役で仕事は続けるつもりだ。
ただ、この年になると息抜きの旅行が本当にありがたい。

今回で北海道の山歩きは2回目だ。1回目は2年前のトムラウシ、この山は日帰り登山をしたが、私の体力では限界に近かった。

今回の山歩きは旭岳周辺だ。
こちらの山は体力的に丁度良かった。
ただ、旭岳への登りは風が生半可でなく、火山ガス刺激も強く大変だったが、ロープウェイを使って標高を稼いでいたので頂上までの時間が短く助かった。
風も強かったが、正面左から右に流れている火山ガスがきつかった。
登山道は写真右手にあり、登る際に火山ガスを思い切り吸ってしまった。

頂上に近づくにつれ、ガスで視界は悪くなった。

旭岳から間宮岳に向かう道のガレた感じは見たことのない景色で面白かった。

その後は間宮岳、中岳温泉を通る周遊コースで帰って来たが、途中の山の景色はすばらしかった。








さて、今日は3日ぶりに畑を見回った。
嬉しい変化は1週間前5cmくらいの大きさだった冬瓜がぶりぶり大きくなっていたこと。
どの冬瓜も15cmくらいの大きさになっていた。
また、ゴーヤも元気いっぱい。
自然発生のゴーヤはイチジクの木にまとわりついて冬瓜と共にぶら下がっていた。
まだ、しばらくは立派なゴーヤの収穫が出来そうだ。
自然発生苗のゴーヤはまだこの時期、次々に実を付けている。

また、ナスもそれなりに元気で、さっそく収穫出来た。
こちらは中長ナス 
こちらは成りは小さいが長ナス。
オクラは芋虫の被害のためか形の悪いものが増えてきた。
オクラは形の悪いものが増えてきたが、もうしばらく収穫出来そうだ。


一方、屋上で枯れかけの状態から復活したゴーヤやナスも小さめの実を付けている。


どうやら真夏の厳しい時期を生き抜いた夏野菜にとって、この時期は最後の元気を振り絞る時期みたいだ。
次にどの苗を撤収しようかと考えていたのだが、今けなげに頑張っている夏野菜はもうしばらくこのままにしておこう。