2013年10月9日水曜日

台風一過。今年のカボチャで最後まで頑張ったのは、竹の棚による空中栽培。

さて、台風一過。


下の写真は、昨日夕刻急に風が強くなり始めた頃の我が家の畑。
南側に遮るものがないこの畑では、普段でも南風の被害が出やすい。
ツクネ芋、ウコン。その向こう一番南側に写真では分からないが、シンボルツリーがある。
昨夕は強風でかなりあおられていた。特にツクネ芋は頭でっかちでかわいそうだった。
この後さらに風が強くなれば倒れる野菜がいっぱい出るだろうと思っていた。
ところが夜中に予想程風は強くならなかったようだ。

期待と不安半々で、今朝こわごわ畑を見に行った。
よかった!完全に倒れているものは全くない。
北側から見たところ

南側から見るとツクネ芋はかなり北側に傾いている。が、何とか間一髪セーフだ。
今年は倒れないための一工夫をしていた。それもよかったのだろう。
ちなみに下は2日前の夕方、同じ場所での写真。
こうして見るとさすがに2日前とは様変わりだ。
この写真の中には冬瓜が高い位置に見えていた。
前の写真では分かりにくいが、今日の時点ではかなり低いところに落ちてきていた。

どうやら間一髪セーフだ。
やはり10月の台風、最接近時に急に勢力が衰えたのだろう。

昨年の9月の台風接近のときは下の写真の様になっていた。
昨年9月台風15号が接近したときの様子。ウコンもツクネ芋も倒れてその後弱った。
しかし、今回の風でも植えて間もないブロッコリーなどの弱い苗は、それなりの被害だ。
葉が折れたブロッコリー

根元から傾いたブロッコリー
これらの苗は起こしてやれば、まだ大丈夫だ。相変わらずの青虫被害を食い止めるのが今は最大の課題だ。

さて屋上の方に目を移してみた。
こちらは竹組に遮光ネットを張っていたが、吹き飛ばないように水をいっぱい入れたバケツをその上に置いていた。
このネットは問題なかった。

こちらのネットはネットが裂けていた。
 波打つネットがバケツで押さえられ裂けたのだろう。
こちらのネットが竹への固定が一部外れ、バケツが移動していた。


今考えれば、ネットは外して保管しておくべきだった。
台風が近づく時、農家の方はビニールハウスのビニールを外している。それを見習えばよかったのだ。


さて、こんな大風の中でも今年カボチャの立体栽培のために作った3段構えの竹組は、ビクともしていなかった。
ただ、そこからちぎれて落ちたと思われる冬瓜が1個転がっていた。
それでも上の棚からは、ブラブラ下がった冬瓜がいくつも見える。


そして嬉しかったのは、最後に残ったカボチャも落ちずにぶら下がっていたのだ。


カボチャは大好きだ。
夏の暑い日、冷えたカボチャスープは美味しかった。
秋になり、カボチャの煮物もおいしい時期になった。

今年のカボチャは3つの場所に植えていた。
1)竹の棚による立体栽培 2)屋上での浮かせたネットに這わせた土嚢袋栽培 3)雑草の中での土嚢袋栽培 だ。

6月からボチボチ収穫を続けてきたが、最初に収穫出来たのは屋上の土嚢袋によるものだった。しかしこの場所のカボチャは7月にはすぐ収穫出来なくなった。やはり水やり不足の影響もあったかもしれない。
また、雑草の中の土嚢袋も8月まではいくつか収穫出来たが、9月に入ると収穫出来なくなった。
結局、最後まで頑張ってくれたのは竹の棚による立体栽培だった。

竹の棚による立体栽培のカボチャだけは、この時期までボチボチ収穫が続いたのだ。

丈夫な竹の棚、来年も使えるのは間違いない。
今のカボチャと冬瓜の収穫が終わったら、蔓を整理して、この付近には来年カボチャを植える時期まで何も植えずに土を養生させよう。

今年の経験をふまえて、来年はもっと立派なカボチャ栽培が出来るに違いない。

さて、台風による被害は最小で済んだ。
畑の前の水田では、稲穂が気持ちよく垂れている。
もうしっかり実は詰まっているようだ。収穫はもうすぐに違いない。







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