2013年12月1日日曜日

今年のショウガの最終収穫。うまく育たなかった種芋にはどんな問題があったのだろう?

これまで、食べる分だけのショウガを収穫してきた。
これまでのところ、昨年よりは若干出来がいい感じだった。
そろそろショウガの最終収穫をしよう。

今年、どんなショウガを植えたかというと
下の写真のような立派な種芋。
プロの農家の方に頂いたショウガの種芋だ。
すぐにでも芽が出るように、白い芽が吹き出してきた元気な種芋を頂いた。

実は昨年も同じ方にショウガの種芋を頂いたのだがうまく育てれなかった。

今年は少し気合いが入った。
十分耕してホクホクの畝に16個程種芋を植え付けた。
畝を去年より高くして、教わったように10cmの深さに植えた。


しかし、昨年のリベンジとまではいかなかった。
去年よりは出来はよかったのだが、まだまだ満足にはほど遠かった。

16個植えていたが、これまでに収穫したのは6〜7本だったと思う。
ならば、あと10本近く苗が残っていなければならない。
ところが、サツマイモの蔓で見にくいが下の写真には4本くらいしかショウガの苗が見えない。
サツマイモの蔓の間に4本くらいのショウガは確認出来る。
あと6本くらい植えたはずのショウガの姿が見えない。これらの苗はどうなった?
とにかく、今日は全てのショウガを掘り起こしてみよう。
先ずはサツマイモの蔓を外してみた。
やはり見える苗は4本程しかない。
近づいて、よ〜く見てみた。
一体これは何だ?
僅か20cm程の小さな苗があった。あの大きな種芋から伸びた茎葉はこれだけ?
土の中で何が起こっているかおおよそ想像出来た。
土を掘り返していった。
一応満足出来る収穫は、下の写真の1本だけ。
一つの種芋から採れた今年最大のショウガ。下にあるのが種芋だ。
今年も種芋より太くなるショウガは一つも出来なかった。
これまでもそうだが、収穫がまずまずのショウガでは種芋は腐れていない。
そして、小さめの茎葉についていたのは、やはり小さめのショウガ。
さらに小さな茎葉にはショウガは出来ていなかった。
左のショウガは小さい。この苗では種芋が見えなくなっていた。
右に見える20cm程の葉が付いた小さなショウガには食べれるショウガは出来ていなかった。
このショウガの種芋は半分腐れ、半分はスカスカ状態だった。

そして、畝を掘り起こしていくうちに危惧していた通りの状況が目に飛び込んできた。
茎や葉が付かず、皮だけ残りカスカスになったショウガの種芋。
もちろんこんな種芋の所にはショウガは出来ていない。

さて、これらののスカスカ種芋にはいつ頃、どんな問題があったのだろうか?
ショウガは植え付けて、芽が出るまで3ヶ月近くかかった。
これらのスカスカ種芋の所は、その時点で芽が出ていなかったのかもしれない。
芽が出て、すぐ倒れたものもあった気もする。
ということは、どちらにせよ植えて最初の3ヶ月間に問題があったのだ!

その問題とは?
やはり水やり不足だろうか?
それとも芽が出て倒れたのはヨトウムシが原因?

ということで、来年のショウガ栽培は最初植え付けのとき、土の中に芋虫がいないことを注意してみてみよう。また、芽が出るまでの3ヶ月の水不足にも注意して育ててみよう。
土嚢袋栽培も、来年は腰水法を種芋の植え付け時から行って水不足にならないようにやってみよう。

まあ、今年のショウガ作り、昨年より僅かに進歩があったのでよしとしよう。









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