2014年1月6日月曜日

ゴボウ栽培:昨年のダストボックスとガラ袋、どちらの栽培がよかった?今年の課題。

昨年は、初めてのゴボウ作りに挑戦した。
ダストボックスによる栽培が4個とガラ袋による栽培が5袋だ。
それぞれの容器の収穫風景を紹介しながら、これまでの結果をまとめてみよう。

1)収穫量
先日、12月の下旬に収穫したガラ袋の最終収穫では、 収穫したのは7本だが結構太かった。



11月に収穫したゴボウは12本あったがまだ細いものも多く、食べれたのは10本だ。

それより前に収穫したものはもっと細かったが、数は同じくらいだった。
食べれたゴボウでおおよその数は5袋で40本くらいということになる。

一方、ダストボックスで最終収穫したゴボウは7本。
3本は先端は曲がっていたが立派、後の3本は細かった。
以前の収穫では食べれるものがもう少し多かったものや、1個はゴーヤの陰になって収穫0。
ということで、4個のダストボックスでの食べれたゴボウは、12本くらいだったように思う。ゴーヤの陰でダメだったものが収穫出来ていたと仮定してもガラ袋からの収穫量には遠く及ばない。

ということで、収穫量に関してはガラ袋の方に軍配が上がった

2)収穫し易さ
ダストボックスの方は倒して、内容を外に出すのにちょっと手間取ることはあったが決して収穫しにくいといった感じはなかった。
ダストボックスを上から見たらこんな感じのものを、横に倒し、さらに底を少し持ち上げるようにして、内容を外に出した。


一方、ガラ袋の方はちょっと面白かったので収穫している場面を少し細かく紹介しよう。
まず外側のビニールを外し
 ガラ袋を外し
 土を外していった。


こんな感じで、収穫するゴボウが見えてくるなんて想像出来なかった。

こちらはまた別のガラ袋の収穫風景だが土を全て外すとこんな感じ。

ということで、収穫し易さには差がなかったという印象だが、収穫の楽しさはガラ袋の方に分があった

3)管理のし易さ
アブラムシはどちらの容器のゴボウでも年中出現していた。色々手はつくしてみたが最終的にあきらめた。
下の写真はガラ袋の最近の収穫時のもの。
12月に入ってもこれだけのアブラムシが付いているのだ。
かといって、特にゴボウの成長が妨げられているような気はしなかった。
葉っぱ野菜と違い、ゴボウは葉を食べるわけではないので余り気にしないようにしよう。
今年は初めての挑戦で、ガラ袋の変形や破れということが想定出来なかった。


そのため、ビニール袋での補強を後でおこなった。
ということで、昨年に限って言えば管理し易さはダストボックスの方にあった。

4)コストパフォーマンス
収穫に対してもとのコストをいくらかけたかということなのだが、いくら楽しいゴボウ栽培でも収穫に対しコストがかかり過ぎるのは考えものだ。
ダストボックスは1個1000円近くしたので昨年1年だけを考えれば圧倒的に高い。
ただこちらは半永久?的に使えそうだ。
ガラ袋は1枚数十円。価格的には全く問題ない。
ということで、コストパフォーマンスはどちらも問題なしとしておこう。

5)ゴボウ作り、今年の課題。
ガラ袋の方ではゴボウが底を突き破りこんな状態。
12月に収穫したものではガラ袋を突き破った根は収穫時この部で折れることが多かった。
上の写真はうまく抜けたものだが、抜けた部分の先の方ではやはり折れている。

11月に収穫したものでは、ガラ袋の底を突き破った根は細かったので折れずに抜けている
ダストボックスでは下の写真の様に、底を突き破れなかったゴボウの根は直角に曲がっている。

どちらにせよ、今年のゴボウ作りの課題の第1番目は、ゴボウの長さに対する対応だ。
そこで、ガラ袋では下の写真の様に底の縫い糸を外して
ガラ袋は底の糸を外せば、長いずん胴の筒になる。
分かりにくい写真だが、底の糸を外しているところ。
その袋をこれまでと同じように設置してみた。
これまでより地上部の長さが長くなるので、土をたっぷり入れれば長さへの対応はOKと思われる。
もし、それ以上長く 伸びる根があっても地面にそのまま刺さるので、何とか折らずに収穫できそうな気がする。

ダストボックスの場合は、とにかく箱一杯に土を入れて、去年より10cm程は長いゴボウが出来るように対応しようと思っている。


また新しい試みとして、底をくりぬいたビニール袋による栽培にもチャレンジしようと思っている。
ガラ袋より細いので収量は少ないはずだが、補強がいらないので設置は極めて簡単だ。
まずは、この時期ガラ袋やダストボックスをボチボチ設置しているので、昨年と同じく3月の終わりくらいに種まきをしよう。
今年は長〜いゴボウが収穫出来るかもしれない。



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