ナメクジ駆逐大作戦

いや〜大変だ。

パオパオ内のサニーレタスにナメクジ被害が広がっている。

また、パオパオ内のポットに植えていた多くの苗がナメクジ被害に遭っている。

こちらはナスの小さな苗。双葉がしっかり食べられている。

こちらは変わり種ブロッコリー「ロマネスコ」の苗。
パオパオ内の小さな苗は大ピンチだ。

大切に育てているポットの苗がこのままだと全滅しかねない。

それ以外の野菜にもナメクジ被害が広がている。


だからサニーレタスを収穫して帰って来ても、
こちらが食べる分。

それに対し，下の写真はみみず君の餌として提供される分。
どうやらこれまでは人間様が食べていたところもみみず君用に回されているみたいだ。

ナメクジ被害で葉っぱ野菜はみみず君に供される部分が増えてきた。
普段なかなかありつけない柔らかい葉っぱ野菜に，みみず君達は大喜びだ。

さあ、ナメクジごときにやられて、このまま引き下がるわけにはいかない。

これからナメクジ駆逐を徹底してやってみよう。
ナメクジは夜行性で、夜テデトール法をおこなっている方もいるみたい。
だが、我が家の畑は夜見回ることが出来ないし、とてもその方法では間に合わない。

そこで、さっそくネットで調べてナメクジ駆逐大作戦を立てることにした。

ナメクジを引き寄せて殺すのには，専用の薬が一番、ビールもいいらしい。
ということで、その両方を合わせておこなうことにした。

先日ホームセンターに行って２種類のナメクジの薬を買ってきた。
こちらは、殺す薬でなくナメクジを寄せつけないようにする薬「なめくじ逃げ〜逃げ〜」。土壌に影響がなさそうなのがいい。これなら野菜の根元に直接撒いても良さそうだ。

つぶつぶタイプで使い易そうだ。

そしてこちらは、ナメクジを引き寄せて殺すタイプ「ナメトックス」。

こちらも、つぶつぶタイプ。
トラップの中にビールと一緒に入れる形になりそうだ。

この薬は、ビールを加えて下のような３種類のトラップに入れることにした。
１）スペシャルナメクジの家（ペットボトル）
２）ナメクジ館（ビール缶）
３）ナメクジ広場（皿）
だ。

ナメクジの家＆館は、ともにネットで調べた他の方のやり方だ。
ペットボトルで作る家はペットボトルの上下の部分を，上の部分が下の皿部分にはまり込むように切断利用した。

左の皿の方に少量のビールとナメクジ退治用の薬を入れた。
上の被せるペットボトル部分には２カ所窓を開けている。

 ２カ所入り口がある、ナメクジトラップ用の家を作った。

上下のペットボトル部分を重ねるとこんな形のナメクジの家が出来上がる。

 こんなのを、畑の５カ所に置いた。

ナメクジの館は透明でトラップされたナメクジが一目瞭然なのがいい。

一方、ナメクジの館（缶）は
単純にビール館の入り口を少し形成して、中にビールと薬を入れ畑に置くだけだ。

そして、ナメクジ広場は皿の上にビールと薬を入れるだけ。
下の写真は、設置して１日目のもの。
結構ナメクジは皿に入ってお陀仏になっている。

さて、効果の程だが、今日収穫してきたサニーレタスには付いているナメクジの数がかなり少ないと家人が言っていた。やはり効果があるのだろう。

「ナメトックス」とビールを入れたナメクジトラップの成績はどれもなかなか良さそうだ。
今日見たところで一番ナメクジが入っていたのは、ナメクジ広場だった。
やはり浅いので入り易いようだ。
ただ、ナメクジ広場は雨が降ると皿からビールと薬がこぼれてしまう難点がある。
一方、ナメクジの家は、観察が容易なのはいい。ただ若干敷居が高いのかトラップされたナメクジが少なめだった。
ナメクジ館（缶）はナメクジはそれなりにトラップされていた。ただそれは缶をしっかり覗かないと分からない。外からトラップの様子が分かりにくいことが難点だ。

さて、こんな努力にも拘らず、まだポットやポットの下にはナメクジがいた。

やはり、ナメクジ根絶のためには時に見回りをして、テデトール法も必要みたいだ。