2014年4月28日月曜日

この時期のジャガイモの葉っぱにニジュウヤホシテントウ発見。

ジャガイモの管理は先日芽掻き、土寄せ、草抜きが終わってしばらく放置してよいと安心していた。
ところが一昨日、土嚢袋の少し元気がない2つの苗にニジュウヤホシテントウを発見した。

通常テントウムシは益虫なのだが、このニジュウヤホシテントウだけはナスやジャガイモの葉を食べる害虫なのだ。

どうやら、ニジュウヤホシテントウは元気のない苗の方を好むのだろうか?
それとも、ニジュウヤホシテントウがやってきて苗の元気がなくなったのだろうか?
他の元気なジャガイモの苗にはニジュウヤホシテントウは居なかったのだが、土嚢袋の少し元気のないジャガイモ2本にだけ居たのだ。
ニジュウヤホシテントウはナス科の葉を食する害虫だが6月中旬になると多く見られる。

ところが、まだ4月というのに、もうこの害虫を発見したのだ。
下の写真の苗の葉っぱはしっかり食べられている。
かわいそうだがこの害虫、見つけ次第捕殺だ。

葉っぱの裏など、どこを探しても幼虫の姿が見えないので、成虫がどこからか飛んで来たのに違いない。

しばらく、放りっぱなしでよいと思っていたジャガイモだったが、我が家の畑の中いっぱいにニジュウヤホシテントウがはびこってもらっては困る。
ジャガイモだけでなく、ナスもトマトも今からが大事な時期なのだ。
時には見回りが必要なようだ。

こちらは去年の写真だが、こんな感じになると

メスは葉の裏に卵を産みつけ、そのうちこんなグロテスクな幼虫に成長し

そのうちこんな蛹になり
そして、また成虫になり、ナス科の葉っぱを食べ荒らすのだ。

人間にしても動物でも菜食主義はいいイメージなのだが、テントウムシの場合話が変わる。
肉食主義のテントウムシはアブラムシを食べるとのことで益虫とされ、人間にかわいがられる。ところが、菜食主義のこのニジュウヤホシテントウは完全な悪者扱いだ。
もちろん悪気なく産まれているし、蚊やダニのように人間に直接害を与えるわけではない。
ちょっとかわいそうな気がするが、私は野菜を作る身。害虫はやはり害虫なのだ。

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