2014年6月10日火曜日

繁殖実験第1弾1ヶ月目、クロメンガタスズメの羽化は失敗。

先月の8日に1年間続けて繁殖実験が終わり(結果は24匹3倍)
その観察小屋のミミズ君から環帯が膨らんで元気そうな8匹を選抜して、引き続き繁殖実験を設定した。
これが新たにスタートした繁殖実験第1弾だ。
5/8日妊娠ミミズ8匹でスタートした繁殖実験第1弾
この実験は1年間に8匹のミミズが何匹になるかを見てみようということで先月設定したものだ。
チェック時に卵胞や小さな赤ちゃんを失う可能性があるので、環境が問題なければ2〜3ヶ月に一度のチェックにしようかと思っていた。
しかし選んだ8匹のミミズはすべて妊娠ミミズだったので、すぐ卵胞を生むだろうし、この時期なら1ヶ月目で赤ちゃんも生まれているるかもしれない。

そして、ちょっと観察小屋を外から覗いたところではもう餌も残っていないようだ。
ということで、今日1ヶ月目のチェックをしてみた。
ミミズは8匹いたが、卵胞は3個しか見つからなかったし、赤ちゃんミミズは1匹も見つからなかった。これはちょっと意外だった。

ということで繁殖実験第1弾1ヶ月目は8匹増加なしだった。

餌は栄養のありそうな大梅を6〜7個と空豆の莢などを与えておいた。
この餌の量なら2ヶ月持つだろうか?
さて、次のチェックは2ヶ月後にしようか?それともこれまで通り1ヶ月後?




ところで、成虫の顔が見たくて、その幼虫の時期から育てていたクロメンガタスズメ。

その幼虫が蛹になったので、そのまま観察小屋に入れていた。
程なく畑を耕しているときエビガラスズメの蛹を見つけたので一緒に観察小屋に入れていた。
下の写真がその観察小屋。

5月の初めに確認した時には下の2つの蛹は生きていた
こちらはエビガラスズメの蛹。


そして恐らくこれがクロメンガタスズメの蛹。


このクロメンガタスズメが孵化してそのドクロのような顔を拝ませてもらおうと思っていたのだが。。。。。

今日、観察小屋を覗いてみたが、まだ成虫の姿は見えない。

あまりに羽化が遅いと観察小屋の内容を皿に移してみた。
下はその時の写真。
ン?クロメンガタスズメの抜け殻がある。

エビガラスズメの蛹はまだ羽化はしていないが元気に動いている状態で見つかった。
そして、観察小屋の土に埋もれた状態で死んでいたのが、恐らくクロメンガタスズメ
かわいそうに、羽化したあと土の上に出てくる力も出なかったのだろうか?
右がクロメンガタスズメの死骸。観察小屋の土に埋もれた状態で見つかった。
こちらが背側、この背中にドクロの顔が浮かび上がる予定だったのだが。
左はまだ元気に動いているエビガラスズメの蛹。

ということで、クロメンガタスズメのドクロ顔を拝むことは出来なかった。
外の世界を見ることの出来なかった輩は菜園の土の中に埋葬しておいた。
合掌!

エビガラスズメの方は元の観察小屋に戻しておいた。



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