2014年9月17日水曜日

今年のオクラには芋虫が少ない。これも冷夏の影響だろうか?稲作もなかなか厳しそう。

今年のナスやトマトの苗にはクロメンガタスズメの幼虫が現れなかったことを先日報告した。

さて、オクラの芋虫君の方はどうだろう?
去年のオクラは芋虫被害が多かった、というか、我が菜園は完全に芋虫の楽園状態だった。
これは去年のオクラの葉。7〜8月によく見かけたハスモンヨトウの幼虫だ。
この幼虫はオクラ、ナス、里芋など畑のほとんどの野菜に取り付いていた。
葉脈や葉柄を残して暴食するので苗1本丸坊主にされたものもあった。

こちらはフタトガリコヤガの幼虫。
芋虫と言うより毛虫と言った方がいいのかもしれない。
こちらは9月によく見かけた。

昨年多くの幼虫が現れたのは、オクラの苗を多めに植えていたのもその一因かもしれない。
ハスモンヨトウの幼虫は7月頃から現れて、フタトガリコヤガの幼虫は入れ替わるように9月に現れた。

さて、今年の芋虫被害昨年とは比較出来ないくらいに少ない。

今年はオクラをあまり育てなかった。
今あるのは、遅く種を植えた4本だけだ。
遅く植えたお陰で、どうやらハスモンヨトウの幼虫が出回る時期を避けることが出来たみたいだ。
今年の畑では昨年猛威を振るったハスモンヨトウの幼虫をあまり見かけないままだ。

今年は、やっとこの時期フタトガリコヤガの幼虫を見かけるようになった。

 それでも、苗全体で見ると被害は非常に少ない。
遅く植えたオクラの苗だが、ここのところ順調に収穫出来ている。
芋虫の姿も今のとこそさほどでもない。
ここのところ、いい天気が続いているが、今年の芋虫被害が少なかった最大の理由は冷夏なのだろう。

我が家の畑の側に広がる水田ではまだ収穫時期には時間があるのだが、今年の稲穂の成育はかなり遅れているようだ。

ちなみにこちらは2年前の同じ時期における、我が家の畑の前の水田の稲穂。
そしてこちらが今年の同じ場所の稲穂、全く同じ時期なのに全然違う。
実の数も実の太り方も全く違う。
成長が遅れているだけでなく実の数が明らかに少ないみたいだ。
そして、中にはまだ垂れていない稲穂もある。
こんな感じでは農家の方々はさぞかし心配だろう。

この感じでは、畑の前の水田ではいつも10月10日くらいに稲刈りがあっているようだが、今年はかなり遅らせなければならないに違いない。
つい最近、別の地域の方で早くも稲刈りが終わったという方に話を聞いたが、やはり「今年は日照不足でダメだった」と嘆いておられた。

我が家の畑では、今年の夏の天気は芋虫が少なかったくらいで、日照不足が問題になるようなことはない。
しかし、全国の農家の方々には今年の冷夏、日照不足はきっと大変なのに違いない。

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