2014年12月26日金曜日

今月のミミズ君&菜園。2014年のミミズ君&菜園を振り返って

2014年も終わりに近づいた。
今年も畑で出来た色々な野菜がたくさんの思い出や感動をくれた。
また、シマミミズが作ってくれる堆肥は相変わらず畑に活力を与えているようだ。

それでは、今年1年の菜園とミミズ君のことを振り返ってみよう

今年うまく育てることが出来て、印象に残った野菜を3つ挙げるとしたら
1)空豆
2)白ズッキーニ
3)ショウガ
だろう。

空豆は生まれて初めてうまく育てることが出来た。
大きい方が日本産の空豆、真ん中の小さい方がスペイン産の空豆。
アブラムシに対する対応が一番大変だったが、採れたての空豆は旨かった。

一方、白ズッキーニはスペイン土産の種で第2菜園中心に育てたのだが、大豊作だった。
それに食べてみても、色々な料理に使え、とても美味しかった。たくさんお裾分け出来たのも嬉しかった。
一日にこんなに採れる日もあった。

また、3年目にして初めて満足出来る収穫があったのがショウガだ。
一つの種ショウガからこんな収穫があったのには感激した。
何せ昨年までは同じような種芋で小さなショウガしか作れなかったのだ。

これまでより高い畝と深めの植え込み、土寄せなどがうまくいった要因だろうか?
また、高温多湿と日陰の環境を作ってあげれば、ショウガは大きく成長するとともに香りの高いものができると聞いていた。背の高いウコンを横の畝植えて日陰が出来たことも都合がよかったのかもしれない。

その他、今年はスペイン産のナスは今ひとつの出来だったが、トマトの方はいっぱい収穫した。
スペイン産のトマトは皮が柔らかく煮込み料理になどに最適だ。

芋類ではサツマイモだけがイマイチの出来だった。
それ以外はツクネ芋、ジャガイモ(デストロイヤー)、里芋、キクイモ、ヤーコンとすべて順調だった。

ところで、我が家の菜園は虫が多いので、夏の時期の葉っぱ野菜は難しい。
しかし、大丈夫と思っていた冬の時期の葉っぱ野菜でも結構虫がいたのには閉口した。
葉っぱ野菜は来年からの大きな課題になりそうだ。

ただ、モンシロチョウが寄り付くアブラナ科の野菜、ブロッコーリーは大きな花蕾を収穫出来たし、ロマネスコも今2個の花蕾が大きくなっている。これらはモンシロチョウが飛んでいる時に虫除けネットを掛けていたのがよかったようだ。
ロマネスコは正月早々収穫出来そうな感じだ。 
同じアブラナ科の芽キャベツは売られているものと比べ我が家のものは小さめのようだが、こちらももうすぐ収穫出来そうだ。


根菜類は、ゴボウとダイコンは上等。ニンジンは今ひとつだった。



そして菜園としての大きな変化は第2菜園だ。
ほとんど雑草だらけで、唯一キクイモの収穫地として使っていた土地を畑として使い始めた。ここが第2菜園だ。
今年はカボチャ、冬瓜、白ズッキーニ、大根などが収穫出来た。そしてキクイモの方は相変わらず有り余る収穫となった。
キクイモの皮むきが簡単ならもう少し利用することが出来るのだろうが。。。


こちらが、今は来年のために畝を広げつつある第2菜園。
来年のここでの野菜作りが楽しみになってきている。
場所が広いので、カボチャや冬瓜はあちこち雑草の中まで蔓を伸ばしていたので捜すのが大変だった。
小屋の屋根の上に出来た冬瓜はこの時期になってもまだ落ちてこないので収穫出来ないままだ。
近づいて見るとまだ蔓が付いているのだ。
蔓が切れたらコロコロすってんとなりそうだ。
一方、冬瓜と同じように勢力を広げていたカボチャ。
先日はびこっていたセイタカアワダチソウを引き抜いていたら、枯れた草陰から、いくつか収穫忘れが見つかった。
雑草の陰に見える緑色の塊.これが収穫忘れのロロンカボチャだ。
持ち帰って食べてみると恐ろしいくらいに甘くて美味しかった。


果樹園の方では今年は梅が大豊作、ミカン類はまずまず、柿は今ひとつだった。
梅は豊作で梅干しのお裾分けもいっぱい出来た。
初めて晩白柚も収穫したが、結構食べ方が難しかった。
香りは毎年収穫しているザボンの方が私の好みだった。



さて、今年のミミズ小屋は猛暑がなかったので、去年のように激減するようなミミズ小屋はなかった。かといって、ミミズが有り余る程増えるということもなかった。
全体のミミズ小屋の数は、以前より減らしているので管理に掛ける時間はかなり減ったと思う。来年はもう一つ二つ減らしてもいいかなと思っている。

それではいつものように、それぞれのミミズ小屋の今月の様子を簡単に紹介だ。
今月は12月とは思えない寒さで、堆肥収穫時間もかなり短くするようにしていた。
丁度卵胞や赤ちゃんが少ない時期なので、ラフな感じで堆肥収穫をおこなっても失われた赤ちゃんなどは少なく済んだと思われる。

金子3段:12/24下段のミミズ君は大人から赤ちゃんまで全部で350匹。このミミズ小屋のチェック時としては圧倒的に数が少なかった。理由は最近の上段の餌はチェック時に溢れんばかりに入れていたので、下段の方に移動しても容易に上段への移動が出来たのだと思う。その証拠に中段上段には非常に多くのミミズ君たちがいたし、下段から収穫した堆肥も上等でバケツ2杯あまりあった。
箱3段;12/21堆肥、バケツ1杯弱。受け皿には子供大人30匹くらい?かなり少ない。下の段は卵胞はほとんどなく、赤ちゃん〜子供〜青年40匹くらい。大人ミミズは上段に移動?餌は大根の葉、冬瓜など。
バケツ3段12/8下段にはほとんど餌は残っていなかったのにも拘らず150匹くらい大人〜青年ミミズ。受け皿には500匹近く。上段中段にもかなりのミミズ君が居たので、受け皿に多くのミミズ君が居たのはミミズ君が飽和状態に近づいたためかも。分別したミミズ650匹くらいを新たな上段へ。卵胞は見えなかった。餌は色々な野菜クズなど。堆肥はバケツ1杯、上等

どんぶり1号:12/3 下段にはミミズ青年中心で100匹、受け皿にも子供〜青年中心に130匹。卵胞は少ない、堆肥バケツ2/3。餌は解凍キクイモ。冬瓜。里芋の茎葉、
どんぶり2号:12/12下段のミミズ130、卵胞はない。受け皿に100匹。堆肥やや若い?バケツ3/4。解凍キクイモ、冬瓜、里芋の茎葉。
どんぶり3号: 12/15まずまずの堆肥バケツ1杯。受け皿に150匹、下段には青年中心150匹、卵胞はほとんどない。餌は解凍梅、解凍キクイモ、大根葉、里芋の茎葉。
どんぶり4号: 12/22まずまずの堆肥、バケツ2/3杯。下段50匹。受け皿に大人ミミズ20匹くらい。餌は冬瓜、里芋の蔓葉、それにしても堆肥分別も寒さで大変になってきた。
ボックス3段:12/25下段の堆肥はバケツ1杯。上等。ミミズは青年中心に200匹くらい?受け皿にはみみず20匹程。餌は解凍梅&キクイモ、冬瓜その他ブロッコリーの葉やサツマイモ、里芋の茎葉。

一方、[観察小屋]では、53匹いたミミズ君が30ヶ月に達しても22匹生き延びている。この観察小屋のミミズ君達がが何時まで生き続けるかに興味を持っている。寿命実験と繁殖実験の観察小屋のみたくさんあるが、この1年間はミミズ君の餌実験、寒さに対する実験などは行なうことがなかった。酸欠になり易い狭い空間での実験はおこなっている。

さて、今月の観察小屋の様子も報告しておこう。

54匹寿命実験130ヶ月目(12/1)(22匹)、ミミズ君の減少は先月から1匹。これからも少しづつ減少していくのだろう。とにかくこの実験でのミミズ君が何時まで生き延びるかに一番興味を持っている。
50匹寿命実験213ヶ月半目(12/12)50匹(100%)ほとんど大人ミミズだが妊娠ミミズはそれなり。
35匹寿命実験38ヶ月半(12/7)35匹(100%)、卵胞は100個以上。赤ちゃんも10匹。
50匹寿命実験412ヶ月目(12/15)。30匹に激減(生存率60%)。卵胞は不明、子供は0匹。餌に大きな冬瓜を入れていたら、11月末に環境がビチョビチョ状態。内容がドライになるように下に小さな乾いたココ繊維の塊を入れておいた。
40匹寿命実験518ヶ月目(12/14)38匹(95%)、ミミズのサイズが大きめ、卵胞は不明数えず。赤ちゃん1匹。
10匹寿命実験6(瓶の中):8ヶ月目(12/21)ミミズは大人ミミズ。8匹のまま(生存率80%)卵胞はない、白い赤ちゃんミミズ?
2匹繁殖実験2:7ヶ月目(12/18)25匹(12.5倍)
8匹繁殖実験36ヶ月目(12/5)23匹。とくに変化はない。
150個卵胞孵化実験:2ヶ月目(12/25)孵化した赤ちゃんはいなかった。

ポリバケツ雑草堆肥コンポスト1号:この小屋の下の方にはかなりの数のミミズ君が元気なはずだ。まだまだこのコンポストの上層は雑草が一杯の状態なので今月は覗いていない。
もしこのコンポストがうまくいくなら、来年は2個くらい同じタイプの雑草コンポストを、ミミズ君繁殖と堆肥収穫の一石二鳥を狙い第2菜園に設置してみたいと思っている。


ということで、今年もシマミミズ君にはご苦労さん、野菜達にはありがとう、と声をかけてあげたい。

さて、私は明日から年末年始のハイキング旅行に出かけるので準備開始だ。
次回のブロブ更新は帰って来てからという事になるだろう。

そして来年もミミズ君や畑についての徒然なる日記をこのブログで紹介させて頂こうと思う。



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