2015年3月28日土曜日

芽掻きにはジャガイモの種芋は大きすぎない方がいい?それにしても霜被害甚大!福岡城趾の桜。

こちらは福岡城趾の桜。



今は桜祭りの真っ最中、且つ週末で人通りが凄かったが、それ以上にライトアップされた桜が圧巻だった。



さて、種芋は大きい方が大きな芋が出来そうな気がする。
右が2月の初めに植えた種芋。左はしわしわがひどく破棄した種芋
それで、昨年夏に収穫して種芋として残していたデストロイヤーは150g前後と大きめのものが多かったように思う。
もちろん、芋の保存状態が良いものは、これらの種芋を2分割して植えた。
ところが、上の写真で右の皿に入れた種芋を下の畝に植えたのだが、少しシワが多く弱々しく見えたので、2分割せずにそのまま植えた。これら10個のシワシワ種芋を植えたのが下の写真の畝。
果たして何個が正常に芽出しが出来るか不安だった。
果たして、10個全てしっかり芽が出てきた。
シワシワ芋でも芽出しには問題なかった。

そこで、出てきた芽が伸びたものから芽掻きしていたのだが、大きな種芋を使った場合芽掻きの仕方が難しいようだ。
例えば、通常の芽掻きでは、近い場所から4〜6本芽が出てきたら元気のいい2本を残す。
ただ、今回の種芋のように大きめの芋を種芋として使った場合、下の写真の様に20cm以上離れた範囲に多くの芽が出てくる

このような場合、2本ではなくて3〜4本くらい残したくなるのだ。
ということで芽掻き後こんな感じにしていた。

どうやら、芽掻きのことを考えればジャガイモの種芋は教科書通り50gくらいあれば十分で、あまり大きすぎない方がよいのかもしれない。


こんな感じで昨夏収穫した種芋からはほとんど芽が出ていたので、ボチボチ芽掻きを続けていく予定だった。

下の写真は、こちらの土嚢袋に大きめの男爵芋を植えていたもの。
夏収穫した男爵芋もシワシワ状態で、はたして芽が出るだろうかと心配していた。
しかし、こちらも先日まで小さな芽をたくさん出していた。そのうちこれも芽掻きすることになるので、どの3本の芽を残そうかなんて考えていた。


ところが、今週初めから遅霜注意報が出ていた。
これまで、霜にやられた経験がなかったものだからあまり気にしていなかったのだが、土嚢袋の芋の芽はすべて無惨な姿になってしまった。
きれいな色をしているのは雑草のみ。
最初の内は、遅霜被害はこの土嚢袋に植えた弱々しい種芋の男爵芋だけだと思っていた。
その後よく見ると、先日芽掻きをしていたデストロイヤーの方にも被害が出ていた。
先日芽掻きしていた苗もこんな感じになっていた。


慌てて、第2菜園のデストロイヤーも見に行った。
こっちはもっとひどい!
やはり、昨夏収穫した芋を種芋にして早めに出ていた芽が完全に霜にやられていた。
枯れた葉っぱを外してみた。下の茎の方は腐っていない。
写真では分かり難いが、茎は生きている。
 種芋は大丈夫なのだろうか?
私の好奇心が頭をもたげてきた
どうしても土の中の状態が気になったので、試しに1個掘り起こしてみた。

種芋はしっかりしていた。
これなら腐れていない茎の途中から新しい芽が出てきそうだ。
これは大きめの種芋を2分割したもの。切断面を上にして植えていた。
直径10cm近くあるだろう。芽や根の出方は申し分ない。
それでも今後の芽掻きのことを考えれば直径が5cm前後の方が無駄がなさそうだ。



それにしてもこんな霜被害に逢った芋ではしばらく芽掻きは考えられない。
まずは、霜にやられた芋が復活する日を待つしかないだろう。


0 件のコメント:

コメントを投稿