2015年7月29日水曜日

今年は、スペインキャベツを食べることが出来た。シラサギの集まり。

こちらは、我が家の畑の前に広がる田んぼ
多くのシラサギ君たちが集まって、何やら会議が始まっているようだ。
新国立競技場問題でも話し合っているのだろうか?
右を向くもの5羽、左に向くもの6羽で、意見が分かれているようだ。

「ならば、今回も私の意見を参考に」とアオサギM氏が右向きに加わった。
するとなぜか、意見は左向きで決定したようだ。



さて、うまくいく野菜作りがあれば、うまくいかないものもある。
昨年、うまくいかず、今年もダメかなと思っていたのが、スペインキャベツだ。

キャベツ類は、スキを見せるとすぐモンシロチョウが卵を産みつけ、青虫の格好の餌となる。
これがスペインキャベツ“ASA DE CANTARO”の種袋。
野菜の種を撒くときは種袋に載っている写真を目標にする。
2年続けてこの種をまいたが、同じようなものは出来なかった。
昨年のスペインキャベツは、ネットの管理が不十分でモンシロチョウが大量にネット内に侵入し、掛けたネットの意味が全くなかった。ほとんどと言っていいくらい青虫の餌になってしまった。

そこで、今年はネット管理を厳重にして下の写真のようにして育てたので、種袋に載っているようなスペインキャベツが出来るかと思ったが、そうはいかなかった。
今年はネットの端々を水の入ったペットボトルで固定してモンシロチョウの侵入を防いだ。
時に、中をのぞいていたのだが、種袋に載っているようなものは出来ていなかった。
もしかしたら、もっと早く食べれる時期があったのかもしれないが、時に防虫ネットの中を覗いてみても、期待したような姿にはなっておらず、そのまま放置していた。

そして、昨日ネットを剥いでみると、嬉しいことに今年は青虫被害はほとんどなかった
防虫ネットは役に立ったのだ。
しかし、キャベツの状態を見てみると、やはり種袋の写真のようなものは出来ていなかった。
ネットで押し付けられていたが、全体の高さは80cmくらいになっていた。
これは、大きくなり過ぎだろう。
実際、下の方の葉は硬そうでとても食べる気がしなかった。
それでも、上の方の葉は柔らかそうで、ここなら問題なく食べれそうだ。
上の方の葉はきれいで美味しそう。
生でも食べれるのかもしれない。
ということで、いくつかを下の写真の様に収穫して帰った。
生では若干苦みがあったので、今回は、炒め物にしてもらった。
リーフチコリーと一緒に炒めてもらったり、シンプルに炒めてもらったりした。
どちらも、十分美味しかった。
食感は、キャベツというより高菜に近い感じだった。
炒め物にしたら十分美味しかった。
この時期、貴重な葉っぱ野菜として、しばらく重宝しそうだ。

ところで、このスペインキャベツ。試しに、第2菜園にも、ネットを掛けずに数本の苗を植えていた。
こちらもチェックしてみると、雑草の中に何とか生き延びたといった感じ。
確かに、下の方の葉は青虫被害に逢っていたが、新芽近くは防虫ネットの下で育てたものと変わりなかった。
こちらは防虫ネットを掛けずに育てたもの。
防虫ネットなしでもほぼ同じような収穫が出来たのは、ちょっと意外だった。
それでも、形はやはり種袋の写真のようにはならなかったみたいだ。

スペインキャベツの種袋には、まだかなりの種が残っている。
恐らく、我が家では種袋の写真ような形のキャベツを作るのは不可能なのだろう。
この種は来年は3年目で発芽率が落ちるであろうが、もう一回このキャベツを作ってみよう。

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