2016年1月7日木曜日

里芋:種芋用の親芋の保存第3法。昨年と同じく深い穴を掘り土の中に保存だ。今日は乾燥させた親芋のみを使用して。

今日も、先日のNZ旅行の時の風景写真を1枚。
WhangareiからAucklandに向かう途中、Nzらしい景色に思わず車を止めた。



さて、里芋の種芋として使う親芋をどういう風に保存するか?
昨年までは、土に穴を掘って保存する方法のみをおこなっていた。
今年は、以下の3つの方法を取っている。

一つ目は、新聞紙で包んだ親芋を米袋の中に入れ、冷蔵庫の上で保存
この方法は、今年初めてトライしている。
ツクネ芋などと同じ保存法だ。

二つ目は親芋と小芋を一緒に保存する方法
 1)そのまま土を被せる方法。
 2)土に穴を掘って、その中に埋める方法。
この小山の下に、2種類の方法で親芋と小芋が保存してある。
これらの方法は、小芋を保存する方法としてネットで紹介されていた。
今年初めてのトライだ。

そして、3つ目の親芋の保存法は、親芋だけを土の中に保存する方法だ。
これは昨年までやっていたのだが、昨年は掘りたての乾燥させない親芋も乾燥させた親芋も一緒に保存していた。
そしたら、掘り出した時に約20%の親芋が腐っていた。
どちらのタイプの親芋が腐ったのか分からなかったので、今年はそれをはっきりさせたかった

そこで、今日は
 1)乾燥した親芋を土深く埋める方法
そして後日
 2)乾燥させない親芋を土深く埋める方法
を行い、取り出す時の親芋の状態を比較する予定なのだ。

これらに使う親芋は、逆さ植えと順行植えの実験で得る親芋だ。
今日使う乾燥した親芋は、親芋を半切して植えた実験で収穫した親芋。

乾燥させない親芋を使用する方法は、半切しないで植えた実験の親芋を使う予定だ。
これらの里芋は、今下の写真のような状態で、いつ収穫してもよいのだが。以前収穫した小芋がまだたくさん食べきれずに残っているので、収穫を少し遅らせようと思っている。親芋を埋めるのもその時に行う予定だ。
こちらは、親芋を切らずに植えた実験。本当は、今日収穫しようかと思っていたのだが。
まだ食べきれていない小芋がたくさん残っているので、収穫は来週以降になりそうだ。

ということで、以前取り置いていた乾燥した親芋(半切実験)だけでもまず土の中に埋め保存することにした。
以前、親芋を半切した実験では逆さ植えの方が収量が多かった。
その時収穫した親芋は、上の写真のようにほぼ乾燥している。
4株の収穫で、親芋は全部で11個あったが、全体的に小さな親芋が多い。

ちなみに、半切実験で収穫した親芋は、親芋を切らずにおこなった実験より、収穫出来た親芋のサイズが小さめだ。
ということは、今回の土の中への保存では、乾燥の有無以外に、親芋のサイズの影響も若干取り出したときの状態に影響するかもしれないが。。

とにもかくにも今日は、上の写真の種芋をランドリーネットに入れて、深く掘った穴に埋めた。
穴には空気が少しあった方がいいと考え、乾いたツクネ芋の蔓を敷き込んでいる。
そして、土を被せた後、雨よけのビニールを被せ、こんな感じで春を待つことになる。
肥料用のビニール袋を、雨避けに被せている。



3月になって掘り起こす親芋が、乾燥させたものとしないもので、親芋の状態に差があるかどうかを比較することにより、親芋を土の中に保存する際、前もって乾燥させた方がよいかどうかがはっきりすると思われる。

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