2016年5月31日火曜日

2016年5月の菜園&シマミミズ君

5月の田植え前の田んぼでは、サギたちがの姿がチラホラ見えている。
そんな中で、今月はアマサギが主役だった。

菜園ではディル春ウコンがきれいな花を付け、インゲンも小さな花を見せている。
春ウコンの花には初めてお目にかかることが出来た。
最初花が顔を出したとき、この花はどう見てもピンク色だと思っていたが、ピンクの花弁と思われたものは、苞葉という、葉が変形したものらしい。
初めはピンク色の部分だけが見えていた。
花が大きくなってきたら下の方に、黄色の筒状のものが見えてきた。
この筒状のものが本当の花弁らしい。実に紛らわしい。
インゲン(モロッコ)も花を付け始めた。収穫も間近だろう。

葉野菜の収穫の方は、スイスチャードリーフチコリー、それに多くのナメクジは付いているもののサニーレタスが豊作だ。
左の細い葉の野菜がリーフチコリー。右がスイスチャード。

デストロイヤーは6月が収穫の中心だが、茎葉が枯れたものから少しづつ収穫している。

ズッキーニも収穫が始まったばかりで、今のところ花ズッキーニと、小さめの黄緑ズッキーニだけが収穫出来ている。
手前が花ズッキーニ、奥が黄緑ズッキーニ。

タマネギは収穫が終わり、ニンニクは8割方収穫が終わった。
これらの出来は、理由は分からないがイマイチだった。
乾燥中のニンニク。植えた数が例年より多かったのだがは収穫サイズが小さかった。
黒ニンニク作りを頑張る気力が出ないので、まあいいか?

フェンネルの株元付近は我が家では不評だったのだが、低速ジューサーが手に入り使うようになった。
株元も食べれるという、フェンネル(フローレス)。
料理よりもジュースとしての方が使い易い。

袋栽培のゴボウも、大体順調に育っている。
今年は、第2菜園でも袋栽培をやっている。
ゴボウやアーティチョークは、もうすぐアブラムシ被害が出始めるはずだ。


果樹園では。小梅の収穫が終わった。
今年は低速ジューサーを手に入れた関係で、ビワも無駄なく利用出来ている。
ワイルドストロベリーも、移植したものが根付いてそれなりの実を付けている。
オリーブの花も初めて見ることが出来た。

それでは、定例の[ミミズ小屋の現況報告]だ。
ミミズ小屋は現在7個、今月はミミズ君の活動が活発になってきているが、逆に環境悪化にも注意が必要になってきている。

まずは、マンションの踊り場に置いている3個のミミズ小屋
金子3段5/22バケツに1杯半の堆肥、上等だ。青年〜大人ミミズ君中心に1500匹くらいと非常に多く、受け皿の方への逃亡ミミズも100匹くらい居た。中段下段にもかなりのミミズ君が居る。やはり、この小屋のミミズ君は満杯状態に近づいている感じだ。
箱3段5/6堆肥極めて上等、バケツ2/3杯。受け皿には150匹子供。下の段は350匹くらい子供〜大人ミミズ。大人ミミズは上段や中段にも多い。餌は芋類やキャベツなど。
バケツ3段5/19下段には1000匹くらい青年ミミズ。受け皿にはミミズ君0匹、液肥は多い。中段上段にミミズ君の移動良好。堆肥は良好バケツ1/2杯。餌は落ち梅など色々。
次に畑の側に置いている4個のミミズ小屋だ。
どんぶり1号5/6堆肥は上等バケツ1/2杯。下段には大人が約150匹、受け皿にも大人ミミズ200匹。中段上段にも移動良好。上段にはミズアブの幼虫多い。餌は、解凍梅。
どんぶり2号5/7下段にミミズ100匹、ほとんどが大きな大人ミミズ。ジャガイモ類がそれなりに残っていた。受け皿に100匹。ミミズ君の中段上段への移動良し。堆肥上等バケツ2/3杯。餌は解凍梅ジャガイモ芽掻き後の茎葉。
どんぶり3号5/10下段に大人ミミズが100匹、受け皿150匹。堆肥はバケツ2/3杯上等。餌は解凍梅、解凍キクイモ、
ボックス3段5/15堆肥は上等、バケツ1杯。ミミズは大人中心で約1000匹。受け皿にも大人約100匹。餌は解凍梅。シュンギク、コリアンダー、あとで落ち梅追加

次に、[観察小屋の現況報告]だ。
今行っている実験は、寿命実験で、5個の観察小屋がある。
その他に短期実験としてみみず君の餌;コリアンダーをおこなったが、コリアンダーは全く餌として問題なかった。
またミミズ君の餌;低速ジューサーの野菜クズは1週前に設定したので、あと1週間位してチェック予定だ。
私が世界最長寿命のシマミミズと思っている、観察小屋1号のミミズ君が記録更新していくのが嬉しい。
また、最近の寿命実験では、どの小屋でもほとんど数が減らず、最近は私の観察小屋の環境の維持が上手になったのではないかと自負している。
54匹寿命実験13年と11ヶ月目(5/4)。最長寿命記録を毎回更新しているミミズ君は5匹のまま。卵胞がは今回は見つからなかった。
50匹寿命実験230ヶ月半目(5/26)25匹(50%)変わらず。妊娠みみずもそれなり。平均寿命2位の記録を更新中。
35匹寿命実験325ヶ月半(5/9)35匹(100%)、100%の生存率の生存期間を更新中。
50匹寿命実験429ヶ月目(5/16)1匹減少と思っていたミミズ君は21匹(生存率42%)いて、とわめて元気。妊娠ミミズや卵胞は少し減った。餌は色々。
40匹寿命実験52年と11ヶ月目(5/23)28匹(70%)で平均寿命の記録更新中。

2016年5月30日月曜日

大梅収穫前の果樹園。落ち梅拾い。

ところで、先日果樹園に行ってみると、オババん家の若旦那が見事に草刈りをしてくれていた。

私は少し鈍臭いため、草刈り機の使用で怪我でもしないように、家人から草刈り機の使用を止められている。
で、剪定鋏で、カッシャン、カッシャンと草を刈っていくのだが、どうしても奇麗な仕事にはならない。

で、見かねたオババん家の若旦那が、年に数回奇麗な草刈りをやってくれるのだ。
そう、今の時期は果樹園での一大行事、大梅ちぎりが目前なのだ。

で、今日昼休みに果樹園に出かけて奇麗になった果樹園を見渡してみた

この春ここに植えた4本のオリーブの苗木も、周りの雑草の圧迫が無くなり嬉しそうだ。
そのうち1本は、小さくてもこんなにたくさんの花を付けていた

3〜5月に少しづつ移植していた石垣の所のワイルドストロベリーは、しっかり根付きランナーがあちこちに広がり、嬉しい経過だ。
もう完全に採り遅れの実もいっぱい。
収穫どきの実も結構あった。
残念なのは、実を摘んで帰る時間がなかったこと。
この石垣ワイルドストロベリーでジャムを作るという夢の実現も遠くない?

4本あるビワの木も、去年、オババん家の若旦那に大胆に剪定してもらったお陰か、今年は結構大きな実を付けている

富有柿、渋柿、数本のミカンの木も、今のところとても元気に小さな実をたくさん付けている。
こちらは富有柿の木。
ここ2年間、満足な収穫がなかったので、今年は期待している。

早春に楽しませてくれたダラの芽や、シャガの花の場所は、今はこんな感じ。
シャガの葉は一層茂り、来年は今年以上にいっぱい花が咲くだろう。
20本近くあるダラの木もうっそうと茂り元気いっぱいだ。

そして、今日果樹園に立ち寄った最大の理由は、シマミミズの餌となる落ち梅拾い。
ここには、20年程前に植えた大梅の木が3本ある。
大梅の収穫日が近づいているので、木の下には落ち梅がいっぱい。
昼休みの30分程の時間だったので、収穫出来たのはこれくらい。
食べれる大きさのビワも収穫して帰った。
収穫した大部分の落ち梅は冷凍庫に保存。
これが、これから1年間のミミズ君の非常食になるのだ。




2016年5月29日日曜日

ディルの花、予想を超えて美しい。花ズッキーニ、天ぷらで戴ける量を初収穫。

こちらは上から眺めたディルの花

今年初めて育てた1本のディルの苗、プランターでもスクスク育った。
1本しかないので量は少ないが、その葉は、料理やお茶として使っている。
ただ、ここまで育ててきた印象は、フェンネルと葉も花もとても似ているということくらいだった。
ところが、その花がしっかり開いてきたら、フェンネルとの花の違いがはっきりしてきた
ディルの方が繊細で、とても奇麗なのだ。
フェンネルより優しさのある花だ。
このディルの花、とても好きになった。
ディルは1年草とのこと。
是非とも種を収穫して、来年も育ててみたい。


ところで、花と言えば先日から収穫が始まった花ズッキーニ
手のひらより大きな花を収穫出来ている。
こちらにも、まずまずの大きさの花。
朝は開いて、昼になると閉じている。
この変化はカボチャと全く同じだ。
花ズッキーニは4本苗があるのだが、一つの苗から2個をまとめて収穫出来るものも出てきた。

ということは?
大好きな天ぷらが食べれる!!
それでも、今は花ズッキーニの花だけでは、ちょっと量不足。
そこで、他のズッキーニも見渡して、
花は若干小さくても、黄緑ズッキーニにも数本天ぷら用に参加してもらった。

UFO型ズッキーニにも花がみえるが、こちらは初めて育てているのでズッキーニ本体を収穫するまでは、そのままだ。
UFO型ズッキーニの花は少し小さめ?
このUFO型ズッキーニを収穫出来るのは、あと4〜5日というところだろうか?

何とか、天ぷらにする量の花ズッキーニが確保出来た。
そして、昨夜は今年初めての花ズッキーニの天ぷらを食べながら、今年のズッキーニがどんな感じになるのか、思いを巡らせていた。
天ぷらは、揚がった側から食べていくのが最高だ。
料理する家人には少し申し訳ない気もする。
まずは、花ズッキーニと黄緑ズッキーニで始まったばかりの今年のズッキーニの収穫。
恐らく白ズッキーニの収穫がすぐ始まり、UFO型ズッキーニがそのあとに続きそうだ。
今のところ、緑ズッキーニが一番出遅れそうな感じだ。
でも、どのタイプのズッキーニも苗はとても元気そうなので、今年はズッキーニの収穫、大いに楽しめそうだ。

それにしても、今日は一日中雨
雨が少しでも上がったら、近場の山歩きを予定していたのだが、それも出来ずちょっと残念だった。

2016年5月28日土曜日

昨年種蒔きしたアーティチョークが、いくつか花を咲かせそうだ。

昨年2袋の種袋から種を蒔いたアーティチョークは、芽出し率も、無事育つ確率も悪かったが、現在10本余りが生き残って、それなりの苗になり始めた。

今年一番早く蕾を付けたのは、第1菜園に1本だけ植えている高さ60cmくらいの苗。
蕾を見つけてもう3週間は経っていると思う。
ガクは開き始めているが、まだ花は見えない。
この蕾を付けている苗には、現在まずまずの大きさの蕾が3個付いている。

一方、昨年に植えたもので一番背が高くなったのはこの苗だ。
といっても、まだ高さは70cmくらいだ
アーティチョークは成長すると、2mくらいの高さにまでなるようだ。
我が家では、これ以上高くはならないのだろうか?
この苗は、現在蕾を2個付けている。
この苗に付いている大きい方の蕾も、上から見ると今にも開きそうだ。


確かに、この冬を乗り切った苗のほとんどは、最近少し成長を早めている感じだ。
そして、上の写真以外の苗でも、いくつかは少し小さめの蕾を付けている。

ただ、気になるのは。去年花を付けた2本の苗が、その後枯れてしまったということだ。
今年蕾を付けて、これから花を咲かせるだろういくつかの苗、それらが来年までちゃんと生き残ってくれるかが心配だ。

そんな私にとって育てるのが難しいアーティチョークなので、今年も種を1袋手に入れていた。
そして、春先から時間差で蒔いていった。
今年蒔いた種では去年よりは芽出し率は高かったが、早くも枯れた小さな苗もある。
こちらは、今にも消え入りそうな小さな苗。
こんな苗は、少しでも生き延びる確率が上がるように、周りの草抜きをして祈るような気持ちで見守っている。
風前の灯、と言った感じの苗だが、何とか生き残ってほしい。

今年種を蒔いた苗の、平均的な大きさはこんな感じ。
まだまだ小さい。
昨年より1ヶ月遅く種まきをした。
去年よりは芽出し率は上がったが、この先うまく成長してくれるかは不安だ。

また、去年植えていたもので、冬越しは出来たのに、この春以降に原因不明で枯れたものもある。
1ヶ月程前に弱り始め、半月前に枯れた。

やはり、私にとってアーティチョーク栽培は、まだまだハードルが高い。

ところで、去年は花が小さかったためかもしれないが、花が咲いたあと種は全く採れなかった
可能なら、今年は花が枯れたあと種取りまで出来ると嬉しい
その種が、アーティチョークの花が咲き乱れる楽園作りに近づく大事な一歩になるかもしれない。

ちなみに、ここがその楽園を目指す2区画だ。
一つの区画に、10本以上の苗を育てようと思っている。
それぞれの区画が直角になるようになっていて、第2菜園の畝を取り囲むようにしている。
今は、まずまずの大きさの苗が、それぞれの区画に4本づつくらい。
まだ目標までの道のりは遠そうだ。


これから、アーティチョークにとっては辛い梅雨と暑い夏がくる。
そして、アブラムシや蟻被害もこれから出てくるはずだ。
まずはその前に、今ある蕾からどんな花が咲くかを、楽しみに待つことにしよう。

2016年5月27日金曜日

アスパラの倒壊予防は今年も3段縄梯子で。タマネギ収穫後の畝には何を植えようか?

エンドウ豆の収穫後の跡地には、ゴーヤの苗を植えた。
エンドウ豆の時と同じノリ網が役に立ちそうだ。
空豆収穫後の跡地には、インゲン豆を植えた。
まだ芽は出ていないが、インゲン豆を植えている。
これだけ竹支柱が立っていたら、蔓植物には嬉しいに違いない。

さて、タマネギ収穫後の畝には何を植えようか?
穴空きマルチが、そのままの形で残っている。
この畝、今年は何を植えようか?

去年はサツマイモを植えたのだが、大部分をモグラに食べられてしまった。
そこで、今年のサツマイモは土嚢袋中心で育てるようにしている。

で、皆さんタマネギ収穫後の畝をどんな風に利用しているか、ちょっとネットで調べてみた。
やはりサツマイモの人気が高いようだが、ほかに枝豆やいんげん豆、トウモロコシ、ゴーヤ、オクラ、カボチャなどが、タマネギの跡地利用として出ていた。

私の畑では枝豆、いんげん豆、ゴーヤ、オクラ、そしてカボチャも今の時期別の畝に植えている。
トウモロコシは、以前育てた時に徹底的に虫に食べられて、自分が食べる分がなかった苦い経験があり、とても育てる気力が出ない。

そこで、昨日も紹介した、年中収穫出来る便利な葉っぱ野菜、リーフチコリーとスイスチャードを育てることにした。
この時期に種を蒔くと、育ちが早いに違いない。
今収穫真っ盛りのこれらの野菜が終わる頃、収穫出来るようになると嬉しい。

この時期なら、2ヶ月もすれば収穫出来るようになるに違いない。



ところで、今年のアスパラ、収穫に一生懸命で、茎葉が伸びたものが少なかった。
で、毎年5月中旬にはおこなっていたアスパラの倒壊予防の3段の縄梯子、まだ設置していなかった
それでも、細いもの数本が1m以上の高さになっている。
そこで、今日はこれまでと同じやり方で、3段縄梯子を設置した。
2階から、アスパラの畝を見たところ。

そして、こちらは縄梯子を掛けたあと、アスパラの一株を近くから見たところ。

もちろん、この時期もアスパラは次々に芽を出しているのだが、そろそろ、苗のためには少し収穫を我慢して、何本かはそのまま伸ばしてあげなくてはいけないだろう。


2016年5月26日木曜日

シマミミズの寿命実験第2弾30ヶ月半目は25匹(50%)で平均寿命2位の記録を更新中。オリーブの花。

こちらは、初めて見たオリーブの花
今年植えた1m程の小さな苗木に咲いた花。
実を付けるかどうか全く?だが、とてもきれいだ。
花びらが落ちた所に、実の赤ちゃんが付いていることだけは見て取れる。

ところで、この時期野菜の収穫が忙しくなってきている
こちらは、先日から収穫が始まったデストロイヤー
今日は13cm近いものが収穫出来たので、さっそく記念写真。
この時期に、この大きさのデストロイヤー収穫、嬉しい!
これから先の収穫が楽しみだ。
こちらは、葉野菜として、思う存分収穫出来ているリーフチコリー
リーフチコリーの葉にはほとんど虫も付かず、逞しい野菜だ。
一方、こちらも葉っぱ野菜で元気いっぱいのスイスチャード
ホーレンソウそっくりの食感だが、年中収穫出来るのがいい。
しばらく野菜リッチな生活が続きそうだ。



さて、シマミミズの寿命実験第2弾

この観察小屋は、50匹で始めた実験だが、かなり前に平均寿命を維持出来る最低のミミズ君の数25匹にまで減ってしまっていた。
ところが、そこからここ半年1匹もみみずが減らない
で、我が家での平均寿命2位の自己記録の更新を続けている。

さて、今回は30ヶ月半目(2年と6ヶ月半目)だが、果たしてまたまた自己記録更新となるだろうか。
妊娠みみずは少し数を減らしている。
それでみミミズ君は極めて元気だ。
結果は25匹皆元気で、今回も自己記録更新(平均寿命2位)だ。

選別した卵胞は十数個
実際はもう少しはあるのだろうが、数が減っているのは間違いない。


今回の環境は、ほぼベスト
観察小屋の中には、黒々とした堆肥が十分に出来、餌もほとんど食べ切っていた。

今回も環境がウェットにならないように、ジャガイモの皮や空豆の莢などを与えておいた。