2016年6月6日月曜日

デストロイヤー、昨年夏収穫の芋を種芋にした場合、芽掻きの程度と収穫量は関係ないみたい。シマミミズ君の餌:「低速ジューサーの野菜クズ」の結果。

こちらは、お隣さんの畑に咲いている花菖蒲。
隣の花は奇麗に見える?ではなく本当に奇麗だ。


さて、同じ時期に植えた種芋で、芽掻きの程度の差で茎を5本残したものと10本残したもので収穫量の差をみることにした。
種芋は昨夏収穫した大きめの芋で大きさはほぼ同じだ。

その種芋は、2月初めに植えていた。
夏収穫した芋を種芋に使うと、元々芽がたくさん出た状態のものを植えるためか?一つの種芋から大概20本近くの茎が出てくるのだ。
3月の終わりのデストロイヤー。
茎の本数は多いが、茎1本1本の太さは、冬収穫した種芋を使う場合と比べて細い

そこで、横並びの一組を左側を通常通り10本に、右側の株では5本にまで芽掻きをした。

そしてこの時期、茎葉ともに枯れていた。
そこで、その場所を掘り起こしてみた。
結果はと言うと、10本茎を残した方が若干収量は多かった
10本茎を残したものの方が収量が多かった
どちらも茎は細めでも、芋の大きさは10cm近くでまずまずだ。

茎をたくさん残したものでは、芋のサイズが小さくなるかと思ったが、結果はそうではなかった

昨年も、茎を10本残したデストロイヤーが、この時期一株で総重量2.4kgの記録を作っている。
どうやら、芽掻きの程度と収穫量は関係ないみたいだ。
もちろん、極端に細い茎は芽掻きした方がいいだろうが、茎を10本くらい残すのは全く問題なさそうだ。

一般にジャガイモは芽掻きをして2〜3本の茎にした方がよいといわれているが、どうもそれはデストロイヤー(特に夏収穫の芋を春ジャガの種芋にする場合)では当てはまらないようだ。



ところで、2週間前に設置したシマミミズ君の餌実験『低速ジューサーの野菜クズ』


2日分の野菜クズをココ繊維でサンドイッチにするように置いてみた。

今日観察小屋の蓋を開けて上から見てみると、枯れた野菜繊維と堆肥しか見えない。
中に60匹くらいの青年みみずを入れていたが、皆元気そうだった。
ただし、栄養が少なかったのか、中に居たのはやや小さめの大人ミミズ。
丸々と太った大人ミミズにまで成長したものはなかった。

皿に出して広げてみても、全く同じ。
餌成分は全く残っていなかった。
低速ジューサーでは、とても細い繊維だけがたくさん見えると思っていた。
ところが、見た感じ細い繊維はほとんどなく、結構太い繊維のみが残っていた。
所々にミミズ君の姿も見えている。

通常、繊維の多い野菜をそもままの形で与えると、1ヶ月くらい食べきれずに残っていることもある。
ところが、さすがに低速ジューサーの野菜クズは消化が早い
2週間で完食だ。

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