2016年7月12日火曜日

我が家のカメムシ。図鑑で調べてみるとちょっと面白い。

我が家のカメムシ、といっても私がカメムシを飼っている訳ではない。
以前はシシトウやピーマンなどに付く茶灰色のカメムシや、オクラなどに付く緑色のカメムシしか気にならなかった。

ところが、我が家にセリ科の植物が増えるとともに、我が家にやってくるカメムシの種類も増えてきた。
決して、うれしいお客じゃないのだが、よく見るとなかなかダンディなカメムシやおしゃれなカメムシも居る。

で、今日はそんなカメムシの紹介だ。
ネットの図鑑で調べてみると、私自身は数種類しか見たことがなかったカメムシだが、実に多くの種類が載っていて、へ〜という感じで驚かされた。

こちらは、セリ科の植物でよく見かけるダンディーなカメムシ。
アカスジカメムシという種類のカメムシだ。
下の写真はフェンネルの花や種付近に集まっていたもの。


カメムシの種類を調べていくうちに、厄介なことに幼虫のときの姿が全く違うということが分かった。
最初見た時にはフェンネルには、他にも数種類のカメムシが集まっていると思っていた。
調べてみると、これはアカスジカメムシの幼虫(3齢)だ。
成虫と見比べて、これが幼虫?と疑いたくなる姿だ。
こちらも最初、別の種類かと思っていたが、上の幼虫がちょっと大きくなったもののようだ。
こちらは4齢ということのようだ
そして、もう少し大きくなるとこんな感じ。
こちらはもう5齢に入っているようだ。
イタリアンパセリにもアカスジカメムシの幼虫がいた。
これらは、最初種類が分からなかった。
特に、ここの5齢幼虫は成虫とほとんど大きさが変わらないので、別の種類だと信じていた。
右奥に見える小さなカメムシと手前のカメムシは違う種類だと思った。
ところが、手前が5齢、奥が3齢のアカスジカメムシの幼虫だった。
こちらは似た模様なので、最初この2匹は親子だろうと思っていた。
ところがどちらも、アカスジカメムシの幼虫(手前が5齢、奥が4齢)だったのだ。

かといって、フェンネルにつくカメムシが違うように見えているもの、全てが成虫と幼虫なのかと言うと、正真正銘、別の種類のカメムシも居る。
こちらは、最初種類が分からなかったカメムシだが、よく調べているうちにブチヒゲカメムシという種類であることが分かった。
最初はナカボシカメムシというのが、似ているなと思っていたが。。
なかなか、おしゃれなカメムシだ。
フェンネルの花にアカスジカメムシと同居していた。

一方こちらは、枝豆に居た、アオクサカメムシ
以前からよく見かけていたカメムシのうちの一つだ。

同じ枝豆に、ちょっと小振りだが、なかなかきれいなカメムシが居た。
最初種類は分からなかった。
しかし、よく調べてみると、このカメムシはアオクサカメムシの5齢幼虫だった
成虫と幼虫で、こんなに姿、形が変わるのでは、カメムシの種類を見分けるのは大変だ。
最初、図鑑ではミナミアオカメムシという種類に似ていると思った。
しかし、アオクサカメムシの子供と分かると、ほお〜という感じ。


こちらは、昨年の夏シシトウについていたカメムシ。
クサギカメムシのようだ。
シシトウから落ちたところ。
去年は、シシトウをこのカメムシから守るために代表1匹潰し作戦をおこなった。
そのとき発するカメムシのあの強烈なニオイは、他のカメムシに危険を知らせるようだ。
で、間違いなく数の減少に成功した。
今年のシシトウやピーマンにはまだこのカメムシは来ていないが、姿を見たら同じ作戦をとろう。

一方、こちらは5月の終わり、小梅にたくさん付いていたカメムシ
小梅そのものの果汁を吸っていたのは間違いない。
お陰で、今年の小梅は不作だった。
来年は、代表数匹潰し作戦をして、小梅を守ろう。
あまりにピンボケ写真だったので、紙に載せて写真取り直し。
クサギカメムシにも似ているが、写真が暗くてよく分からない

それにしても、我が家だけでも色々なカメムシがいるものだ。


見分けるのが大変なカメムシではあるが、興味をもって見ていると、これからも色々なカメムシに出会えそうだ。

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