2017年9月10日日曜日

2年間、その名を知りたかった植物、『ビロードモウズイカ』

嬉しい!
これまで、何という植物なのか2年に渡って知りたかったが、分からずにいた植物。
この正体が分かったのだ。
先日、枯れた姿をこのブログで紹介していたら、親切な方が教えてくれた。
それは『ビロードモウズイカ』という植物だった。

その植物は、花が咲いていた時はこんな感じ。
今年の6月初めには、背高く花穂を伸ばして咲いていた。
この花は8月の終わりまで咲き続けた。
この黄色い花を見た通りすがりの人から、『この花は何という花?』と何度か尋ねられたのだが、いつも答えられず、モヤモヤした気分が続いていた。

この植物が最初に花壇に姿を現したのは、昨年の春
雑草なのか園芸植物なのか分からなかったが、花が咲いたら、何という植物かわかるだろうと思って、花が咲くまで見ていくことにした。
こちらは昨年8月の写真。
グングン大きくなり、雑草とは思えぬ風貌をしていた。
この植物、夏の暑さでは息苦しく感じるほど分厚い大きな葉で、ビロードという名が付いているのが納得できた。
昨年は、今にも花をつけるのでは?と期待して見ていたのだが。。
葉の表面に綿毛が密生し、まさにビロード。
結局、この年は花も付けず、いつの間にか姿も見えなくなっていた。

もうお目にかかることはないのだろう、と思っていた矢先、この春同じ場所に現れた。
そう、このビロードモウズイカは2年草だったのだ。
そして育ち方は、1年目よりはるかに力強かった。
栄養を吸収するしっかりした根が地下に広がっていたのだろう。
周りのチューリップなどを押しやって、昨年以上にパワフルな出で立ちだった。
そして今年の5月中旬には、中央付近が上方に伸びてきたと思ったら真ん中に蕾らしいものが姿を現したのだ。
元気の育つ株の中心にその蕾は現れた。
葉が上に向かってせせり出て、その中央はどう見ても蕾だろうと思えた。
その後、期待を持って、蕾と思われるところを見ていたら、1週間もしないうちに黄色い花を見せた。
ついに現れた花。
これから、天に向かってどんどん花茎が伸びていった。
その後、幾つかの花茎が上の方の葉の間からも顔を出し、やはり上方に伸びていった。

一旦花が咲き始めた後、花期は非常に長かった。
5月の終わりから、8月の終わりまで花が咲き続けたのだ。
花が咲いたら、この花の名前を誰かさんに教えてもらえると思っていたのだが、誰もこの花の名を知る人はいなかった。

そうしているうちに、今年の8月の終わりに花が枯れて、今はこんな感じで種を乾かしている。
高さが2mほどになっていたので、枯れた後も存在感はすごい。
近日中に、邪魔になりにくい場所に、この種をまいておくことにしよう。
で、先日枯れたところの写真をこのブロクに載せたら、この植物が『ビロードモウズイカ』であることを教えてもらったのだ。

調べてみると、このビロードモウズイカ(Verbascum Thapsus)という植物、地中海が原産で日のよく当たるところに自生するらしい。
日本には明治時代に観賞用に「ニワタバコ」という名で入っていたらしいが、今では日当たりの良い場所で、全国的に広がり自生しているらしい。
草丈は1.5m〜2mくらいになるとの頃で、我が家のものは2mあったので、十分発育が良い方だったと思われる。
葉は、タバコのように巻いて吸うことで、喘息などに効果があり、
ハーブとしてはマレインと呼ばれ、やはり葉や花が使えるらしい。
来年も育てることができれば、気管支の弱い私には役に立ちそうだ。
枯れた花茎には6mmくらいの2つに裂けた果実がある。
この中に通さな種が多数入っているのだ。
種の大きさは1mm以下でとても小さいので、一株から取れる種は22万粒とも言われている。
しかも、その種は10年以上発芽能力があるらしい。
だから、こんな種が落ちている土壌はシードバンクと呼ばれるのだそうだ。

この『ビロードモウズイカ』、存在感のある花だし、ハーブとしても使えることがわかったので、邪魔にならない場所をシードバンクにして育ててみることにしよう。

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