2018年12月28日金曜日

2018年、今年育てた野菜たちの1年を振り返って

早いもので2018年が終わろうとしている。
明日からは、年末年始の旅行に出かける。
で、今日は今年1年の我が家の菜園を振り返っての総ざらいだ。
この日記は、物忘れが顕著になってきた私自身のための記録という一面があり、特に今日はそんな意味合いの内容が強くなっているので、いつもにも増して面白味がないと思われるがお許しを頂きたい。


さて、今年初めて作った野菜(?)で興味を持って育てたのは、モリンガ
うまく育ってくれたと思っているが、葉をお茶にしても美味しくなかった。
また、収穫した作物の中で、特に嬉しかったのは初収穫のオリーブ
塩漬けは少し苦味が残る味だったが、私には十分満足だった。

そして、11〜12月は葉っぱ野菜が天候に恵まれ、これまでで最高の出来だったが、思いがけない不思議な野菜が色々出来たのには驚いた
これは自家採種した種に交雑や先祖帰りが起こったためだと思われた。
こちらは、先祖帰りして出来たと思われる、巻いてない60cmの白菜。


それでは、今年育てた野菜たちについて簡単に総ざらいだ。
青シソ:こぼれ種から育った多くの苗を増殖しすぎないように7〜8本残し、そんな苗から収穫。秋までの長い期間収穫出来た。
アスパラ:今年は多くの苗が冬越しに失敗した。そのため、今年の収穫は皆無。アスパラネットを用意したのだが、育たない苗にほとんど意味をなさなかった。
アーティチョーク:今年は初めて蕾を収穫して、いろいろな料理で食べることができた。
5月〜6月の初めにかなりの数の蕾をができた。
総計50個以上収穫したように思う。
私が夢見ている花が咲き乱れる園には、まだ程遠いが、今年はかなり多くの花を楽しめた。
それでもたくさんの花を楽しむことができた。
春先のアブラムシ被害の予防に、防虫ネットが一番効果あったと思われたが、多くの苗に秋から掛けたものは効果がなかった。
ニームオイル効果は期待したほどではなかったが、噴霧しないよりはいいようだ。
アーモンド:一昨年木が弱り、昨年は実を収穫できなかったが、今年は少し復活して3個収穫。数が少なかったので料理せずに終わった。
イタリアンパセリ:昨秋に蒔いた種が、冬越しの後プランターに移植して3月〜5月に収穫出来た。使う分には丁度良かった。
今年も9月にプランターに種を蒔いたものが順調に育っている。
こちらは9月に種を蒔いたプランター苗。
防寒処置をせずに冬越しさせるつもりだ。
イチゴ:収穫はやはり味見程度。イチゴは作れていない。今年はワイルドストロベリータワーを1個に絞り、秋から1個を通常のイチゴのタワーにした。
今年は『とよのかイチゴ』の苗4本を9月末、タワーに植え付けた。
これらの苗は無事生着している。
イチジク:1月の剪定が良かったようで木は元気だった。
実の収穫も量的には問題なかったが、とても傷みやすく、味も甘みが少なく評判が悪かった。カラス予防に釣り糸を使ったが、これは効果があった。10月中旬から、早取りしたイチジクを数日天日干しにして、甘くなったものを食べたが、風通しが悪いためかカビるものも多く途中から断念した。
インゲン豆(モロッコと長い鞘):5月に蔓植物専用の畝に種まき。収穫は10月の初めまでぼちぼちといった感じ。
ウコン:3箇所に分散して植えていたウコンの1箇所が冬越しに失敗。
苗の数は全体的にかなり激減。そんな影響か、5月に春ウコンの花が見れなかった。
それでも我が家の収穫する分には全く問題なかった。今年は冬越しがうまくいき成長が良かった果樹園の端の場所に種ウコンを追加移植した。
:小梅は虫(カメムシ)被害がそれなり。被害が少なかった実が小さな時期と、十分に熟れた時期の2回収穫。同じレシピで漬けたのだが、1回目はカリカリ、2回目は柔らかいものができた。大梅は今年も豊作で半分ほどしか採りきれず。梅干し作りのは丁度良い量のみ収穫。紫蘇も立派な紫蘇をいただいたので、今年も美味しい梅干しが出来た。
枝豆:100円ショップの種2袋使用。今年は雑草の被害を予防できてまずまずの収穫だった。なぜか味はイマイチだった。
穴あきマルチではなく、穴のないマルチに小さな穴を開けて種を蒔いたのは良かった。
エンツァイ(空芯菜):今年初めて育てたエンツァイは、予想以上に利用できた。
7月から9月の終わりまで収穫できたのは嬉しかった。
エンドウ豆:うまく育てれた。
80cm×2.5m、80cm×5mの二つの畝で十分量を収穫できた。
どちらにも防寒防風に不織布を利用した。
こちらは第1菜園の小さい畝
冬前にこんな感じでかけていた、暴風用の不織布は、収穫時にはボロボロ。
それでもありがたいことに苗は元気に育地、満足な収穫を得た。
今年は不織布なしの育て方をしている。
今の時期の第1菜園のエンドウはノリ網で挟み込み。
余った種を放任栽培として畑の端の方に蒔いていたが、今のところ問題ない。このまま収穫できるようになったら、来春の収穫量は生半可でなくなる。
オクラ:去年と同じように4月中旬に1箇所(80cm×4m)に種を蒔いた。7月から10月の終わりまで順調に収穫出来たので上等。ただし今年は自家採種種が取れなかったので、来春の種は買うことになる。
オリーブ:オリーブの木は強風に弱く、台風の時に数本が倒れ、友人に手伝ってもらって起こした。
成っていた実も、かなり落ちて心配したが、今年は2本の木からオリーブの実を初収穫できた。
実は小さくても美味しかった。
初めての塩漬けを作る過程も面白かった。
こちらは苛性カリで渋を抜いて、さらに水につけて渋抜きをしているところ。
:富有柿は昨年よりかなりいい状態で収穫できた。
渋柿はなぜか今年1個もならなかった。木が弱っているわけではないので理由は不明。
楽しみにしていたつるし柿作りはできなかった。
カボチャ:育てたのは自家採種種とヒョウタン型かぼちゃ。
今年もカボチャの収穫は楽しくて仕方がなかった。
30cm、3kg超えのこんなカボチャを数個収穫できた。
味はあっさり、甘みはやや少ないがスープには使いやすいカボチャだ。
今年は長いカボチャも昨年より良い出来で嬉しかった。
形もよく大きさも30cmを超え満足な収穫。
甘くて美味しかったのだが、こんなカボチャの種を蒔いた記憶はない。
キクイモ:第2菜園の端の方に少し植えている。畝周囲に雑草のように育つ苗はほとんど引き抜いたたため全体の量は激減。芋は味噌漬けに使用する分だけ収穫。お茶用の葉は5月中旬、花は9月に収穫した。葉も花も芋も丁度良い収穫量。
キャベツ(スペイン):今年は3月に種まきしたものから数苗育てた。9月の種蒔きが失敗し今の時期苗がない。自家採種種は残っているので来春種を蒔こう。
クコ:今年は苗が急速に広がり周りの畝で迷惑しているようだったので、9月の雑草抜きのとき周りに広がる枝は切り取った。周りの伸びる根や芽も12月かなり掘り出した。一部はプランターに移植。実の方は12月から少量を数回収穫している。
ゴーヤ:白いゴーヤの1本以外は全て自家採種種で育てた。蔓専用の畝でちょうど良い収穫量。それなりにお裾分けも出来た。もちろん種も収穫した。
ゴボウ:袋栽培、ダストボックスともにかなりうまくいった。ニームオイルでのアブラムシ予防は効果?だったが。
波板栽培では初収穫で70cmの長さ記録が出た。
収穫したてのゴボウは香りが良くて美味しい。
コリアンダー:昨年9月に種蒔きしたもにが、今年2月から収穫開始。順調に育ったが人気不足。それでもないと寂しいので、今年も12月に種まきしておいた。
サゲ:6月中旬に種を蒔いた苗からやっと10月に収穫でき始めた。収穫は全部で4回ほど。それほど量は採れなかった。諦念は種まきを7月の中旬にするつもりだ。
友人から頂いた種。
サツマイモ:2種類をほぼ土嚢袋で育て、パープルスウィートロード、紅はるかともに最高の出来。重さ記録は2150g。長さ記録は34cmだ。
こちらは、土嚢袋いっぱいに育った大きなパープルスウィートロード。
これは、私のサツマイモ作りでの歴代1位の重さだ。
土嚢袋でこの大きさの芋が育てられたのには感激だった。
里芋:ほとんどが昨年の親芋を逆さ植えにして育てている。去年より若干出来はいいようだが豊作とは言えない状態。
シシトウ:2本買った苗で栽培。ちょうどいい量が長い間収穫できた。
紫蘇:プランター1個に種を蒔き、たくさん出た小さな苗を畝に移植。だが梅干し作りに間に合わなかったので、オババん家の畑から立派な紫蘇を十二分に頂き最高の梅干しができた。そのあとは紫蘇ジュースも作った。私が育てた苗は種が自然落下するまで置いていたので、来年はこぼれ種からの事前発生苗を畝に移植する予定だ。
ジャガイモ(デストロイヤー):初夏は取れ過ぎ。7月には19cmの最長記録の芋が採れた。夏にかなり腐らせてしまったのは悲しく、お裾分けで喜ばれるデストロイヤーだが若干作る量を制限しようと思う。
遅めの収穫のため形は悪いが、これまでで最長記録だった。
秋は8月末に涼しいところのプランターで芽出しさせた種芋を9月に入って植え、マルチは掛けずに育てた。極めて順調に育っていたのだが、11月下旬の早すぎる初霜で多くの苗が予想以上に早く枯れた。それでも若干小さめの芋が数多く収穫できている。
最近採れた芋には10cmを超えるものも出てきた。
シュンギク:冬にパオパオで育てたシュンギクは春先まで豊作。9月中旬に防虫ネットに種まきをした苗は11月中旬から順調に収穫、9月下旬に直にバラ蒔きした種からは苗と雑草が同時に育ち、苗が負けそうだったから、一旦全部抜いて同じ場所に移植し直した。今順調に収穫できている。
ショウガ:この春は種ショウガの保存ができていなかったので、全ての種ショウガを買って植えた。
かなり工夫して植え付けたつもりだったのだが、芽出し率が半分以下で最終的にちょっと不足。我が家で使う分は十分収穫できたが、この冬も種ショウガとして保存するショウガは残せない。
四角豆:今年も自家採種種から育てた。収穫量は十分に満足。種採りも十二分に出来た。来年も自家採種種で種蒔き予定。
ズッキーニ:今年も種は自家採種種と購入種を混ぜ育てた。
6月中旬は雨の少ない梅雨に合わせて出来過ぎ。大爆発だった。
  白、黄緑、緑&薄緑これらは十二分の収穫状況。
  花:数回天ぷら用に収穫。
  UFO:少なめだったが、食べる方ではそれほど人気が出ないので丁度よかった。
6月の収穫風景。
いろいろな種類のズッキーニが混ざっている。
ズッキーニとは本質的に違うのだが、長いズッキーニと呼ばれているものは、自家採種種で今年も2個がオブジェになった。
目標の120cmには達しなかったが、110cmのものは多数収穫できた。
今年は新しい種でこんな50cmの長さになるズッキーニも育てた。
種は長いズッキーニと同じくヒョウタンと同じ、味は冬瓜と同じだ。
ズッキーニは、今年の種取りには失敗したのだが、去年の種がたくさん残っているので来年の種まきは全く心配なさそうだ。
セロリ:2月種蒔きからの育苗に成功。春から初夏にかけて十二分に収穫できた。
空豆:今年もシンプルにビニール紐で“逆ハの字変法”に枝を固定。アブラムシ被害は防虫ネットで少なかった。まずまずの収穫。
今年は4月中旬まで防虫ネットを掛けていた。
ターツァイ:去年の秋9月の初めに種を蒔いたものは、虫被害が多すぎ。9月の終わりからの種蒔きの分は上等。2月の終わりから3月終わりまで結構長い期間十分量のトウ立ち菜を収穫できた。種も十二分量収穫できたので、9月からは時間差で種まきをしている。ただし育ったのはターツァイだけではなかった。
大きなチンゲンサイや、チンゲンサイとターツァイの中間的野菜もあった。
ダイコン:冬の期間に土の中に保存した大根は3月4月までたべれたが、その頃の消費量がさほどなかったので余ってしまった。
今年も通常の大根と葉大根、そして聖護院大根を育て、今収穫している最中だ。
タマネギ:今年3通りの育て方の中で、イタリアの赤タマネギが9月初めからの数回の種まきで、芽が出ずに終わった。ところが10月に入って蒔いたところからは芽が出てきたので11月下旬〜12月上旬に移植した。これらが無事育つかに興味がある。買った苗や、小さな出来損ないのタマネギも葉タマネギ収穫のため育てている。
ダラ:野生種も園芸種も3月中旬に“ふかし”を行い簡便に十分な収穫ができた。
チンゲンサイ:昨年10月以降に種を蒔いたものが、虫にやられずよく育った。2月終わりから3月はトウ立ち菜を収穫できた。今年は自家採種種がたくさんあったので、それらを時間差で蒔いたが、見たことのない野菜が出てきた。
大根の葉とそっくり。しかし根は太くなかった。
ツクネ芋:今年は保存にうまくいった種芋を、ミミズ堆肥の中で芽出しさせそれらを畝に植え付けたので、発芽率はほぼ100%。ただし、保存できた種芋の数が少なかったので、収穫量としてはさほど多くはなかった。
目標としていた20cm超えの芋は数個採れた。
ツワブキ:果樹園に自生している。3月中旬から4月の初めにかけて収穫。皮むきは大変だが家人の仕事。食べるのには最高!
ディル:今年も自家採種した種で苗を育てたが、畝で育てた苗が順調。
3月くらいから十二分な収穫。
こちらは5月、花が満開な時期のディル。
この後の種取りも十二分にできた。
そして、今年も9月に自家採種種を畝に蒔いているが、出た苗を移植したものが元気。
極めて成長がいい、1本1本移植したディルの苗。
トウガラシ:2本の苗を買って育てた。ちょうど良い収穫量だった。
冬瓜:なぜか収穫開始時期が9月中旬とかなり遅れたが、その後はまずまず収穫量で満足。
トマト:いろいろな種類のイタリアントマトの種をゲットしていたのだが、苗までは順調だったが、その後発育不良。それでもある程度の収穫はできた。
トウモロコシ;昨年土壌クリーニング作用のことを考え久しぶりに育てたトウモロコシ。
今年は、去年うまくいった時期に一期的に種まきして芽出しがうまくいった。
今年も害虫(アワノメイガの幼虫)予防に雄しべを早めに切り落とし人工授粉させたつもりだったが、アワノメイガによる被害は昨年よりも多く、十分ではない収穫だった。
完全に黄色くなるまで待つと、食べる箇所がなくなりそうだったトウモロコシ。
もう少し大きく黄色くなったものを食べたかった。
ナス:温室での種蒔きから初めて育てたが、半分は買った苗で育てた。
買った苗の方がはるかに長い期間多くの収穫が出来た。
ニラ:プランターの中で昨年からの苗が育っている。
ニンジン:昨年9月初めにペレット種を蒔いた。年末〜3月中旬まで収穫できた。
今年はペレット種でも芽出し率が低かったので。足踏み法というのを取り入れてみた。
この時期、これまでで最高の収穫状況になっている。
足踏み法は、芽出しが悪い野菜の種では定番になりそうだ。
ニンニク:これまでで最高の収穫量だった。秋に種ニンニクを買って蒔いている。出た芽が今年もしっかり育ちつつある。
白菜:去年種から育てたがある程度の量を育てたので、3月のトウ立ち菜の収穫は圧巻だった。
一つの株から、何度もトウ立ち菜を収穫できた。
今年は自家採種種を9月に蒔いて育てているが、巻きが不十分な先祖帰りと思われる苗を収穫している。
こちらは全く巻かなかった。それでも味は白菜。
バジル:種から苗を作り、数個のプランターに育てたが、今年も食べる分は十分収穫できた。
ピーマン:昨年育てたイタリアンピーマンは2年目の種のためか、芽出し不良。今年は買った苗で長細いピーマン、通常のピーマンなどを収穫した。ちょうど良い量を長い期間収穫できた。
ビワ;4本の大きな木があるが、なぜか3本が少し弱ってきた。そして今年は珍しく収穫できるほどならなかった。今の時期花はいっぱい咲いているが果たして来年はどんな風になるのだろうか?
ブロッコリー&茎ブロッコリー:今年は種まき後の育苗に失敗。春も秋も苗を買った。収穫量は十分にあった。この時期は側花蕾を収穫中。
フェンネル:3月と9月たくさんの種(自家採種種)を蒔いた。茎元を今年は十二分に収穫できている。
12月後半のフェンネルの畝。茎元に土掛けをして軟白処置をしている。
ホウレンソウ:秋に種を蒔いたものが11月から大豊作。時間差で種まきしている。
ミカン:ミカン類は総じて順調。十分量が収穫できている。
   温州みかん;少なめだが実が大きかった。猿被害が出ないうちに早めの収穫。
   伊予柑;11月終わりから収穫開始。大豊作。
   八朔;数は例年通りだが、実の大きさが少し小さめ?
   晩白柚:今年も実に番号を書いて盗難予防。昨年とほぼ同じ感じでできている。
   レモン;成りは去年よりは増えた。スス病が多い。使う分には十分そうだ。
水菜:時間差で育てている。10月に種を蒔いたものが11月の終わりには巨大に育った。
ミツバ:自然発生で一部は雑草扱い。食べる分のみ残した。
ミョウガ:丁度良いが、これ以上増殖してもらっても困る感じ。
モロヘイヤ:自家採種種からプランターに苗を育て、育ちの良い苗を4本畝に移植。皆立派に育った。
10月中旬まで十分な収穫が出来、種もまた十分量採取している。
モリンガ:6月の初めに種を蒔いて、9月に数回収穫できた。小さなポット苗を加温ビニールトンネルの中に数本入れ、冬越し出来るかチェックしている。
ヤーコン:7月に台風で弱ったヤーコンだが、それなりに復活した。まだ1/3ほどしか収穫していないが、まずまずだ。
ヤマモモ:我が家の側の木からお酒に使う分だけ頂いている。丁度良い
ラベンダー:プランターで育てている。挿し芽もうまくいき使う分は確保できた。今年も挿し芽をしている
落花生:自家採種種を3月初旬にポットに蒔いてパオパオの中に置いていたが芽出しに失敗。来年は4月初めの直接畝への種まきを考えている。というのも結局買った種を直接畝に蒔いて育った苗は上等。豊作だった。苗が育つ途中までの雑草予防のマルチや防鳥用のネットも効果あったと思われる。
ラッキョウ:未熟ならっきょうは3月に味噌漬け。本収穫は6月。7月に残しておいたラッキョウを分球させて植えてけた。6月の収穫量は少なめだった。
10月の初めに食べ終わった。
来年はもう少し収穫量が増えるといいのだが。。
リーフチコリー(数種類):育てやすい野菜。去年から育てているプンタレッラも非常に育てやすくて美味しい。花芽も美味しかった。赤く葉が巻くパラロッサは来年1〜2月頃初収穫になりそうだ。
ルッコラ&ワイルドルッコラ:9月の終わりに種まきしたものが、どちらも順調に収穫できている。同じ香りだが、別の種類らしい。ルッコラの方が葉が大きく収穫しやすい。
レタス:昨秋時間差で種蒔きしたロメインレタスやサニーレタスは今年の2月から3月にかけて十二分に収穫可。2月に種まきしたロメインレタスは6月中旬まで食べれた。食感も良く、虫の付きも少なかったが、9月に種を蒔いたものではアブラムシがたくさんついた。
レモングラス:今年は小さな苗を温室内とビニールトンネルの中で冬越させたのだが、気づかないうちに2本ともに枯れてしまった。
来春は、久しぶりに苗を買おう。
レモンバーム:今年はかなり抜いて減らしたが、それでも雑草と変わらぬ繁殖力だ。
ローズマリー:挿し芽もうまくいき、使う分は十分収穫できた。今年も挿し芽でさらなる増殖を図ろうと思っている。
ワラビ:果樹園に自生するが、必要な収穫量はある。

2018年12月27日木曜日

今年もこの時期にイチジクの木の剪定をしよう。蕾で頑張っていたバラが花咲いた。

先日小さな蕾をつけていたバラがついに花を咲かせた
この時期に花を咲かせてくれたのは初めてだ。
この感じだと正月までは花を楽しませてくれそうだ。
ここ数年、この寒い時期に剪定を行っていたバラ。
剪定は、この花が咲き終わってからということになりそうだ。


剪定というと、今年もイチジクの剪定の時期が来た。
小さな苗木を植えて、来年の4月で7年になるイチジクの木は大きくなったので、1枚の写真に収まらない。
こちらが東側の枝。
枝には葉はほとんど落ち、実だけがまだ見えている。
こちらが西側の枝。
写真には見えないが、今年の枝にはカラス予防に釣り糸を巡らせていた。
剪定が終わると、1枚の写真に収まった。
剪定した枝の割面を見ると、今年は健康そのもの。
カミキリムシの幼虫が枝の中に入った形跡はなかった

幹付近にはそんなに剪定する枝はなかったが、それでも数本剪定した。
こちらは剪定前。
そして、こちらは剪定後。
枝は剪定するので広がりを抑えているが、その幹は毎年太くなっている。
幹が太くなったということは、根も土の下でかなり張り巡っているのだろう。
すぐ近くの畝でアスパラが悲惨な状態なのは関係があるのだろうか?

で、切り出した枝はこんな感じ。
枝に成っていたイチジクは集めて、ミミズ君の餌にした。
栄養いっぱいの餌で、今日はシマミミズ君たちも大喜びだろう。

2018年12月26日水曜日

今年の風がわり野菜たち。トマトの最終収穫(?)は料理用に使えれば嬉しい青トマト。

週末は強い寒波がくるそうだ。
この時期残っているトマトは、どうやらこれ以上色づいてくることは難しそう。
今年のトマトは、種から多くの苗を育てたのだが、かなり悲惨な結果に終わった。
原因はよくわからないが、夏の暑い時に一気に多くの苗が枯れたのだ。
たくさんの苗を作りすぎて管理不行き届きになったのも、原因の一つかもしれない。
で、この時期まで残っていた苗に付いている青い実から少しでも赤くなるトマトが出てくるかもしれないと、ここ数週間実を眺めていた。
しかし、一向に熟れてこない。
そんな時、家人が『青いトマトも料理なら使えるよ』と声をかけてくれたので、今日は青いトマトを収穫して帰った。
ところが、話がちょっとずれていたみたい。
家人が意味したのは置いていたらすぐ赤くなるくらいのトマトだったようだ。
仕方ない。しばらく取り置いて赤くなるものだけを料理に使ってもらおう。
どれだけ料理に使えるようになるかは分からないが、今年のトマト栽培の悔しい思いが凝縮された青いトマト
そんな青トマトを眺めながら、来年こそはうまく育てようと、思いを巡らせている。


さて、今年の我が家の菜園では、思いがけない不思議な野菜が色々出来て面白かった。
自家採種や、こぼれ種からの苗では、我が家の野菜同士の交雑や、近くの畑の野菜との交雑、さらに先祖帰りなどが起こったのだろう。
2018年ももうすぐ終わるので、今日はそんな風変わり野菜をまとめて紹介しよう。

まずこちらはズッキーニ
我が家では、濃い緑、細い黄緑、若干先太りの白、そしてUFO型などのズッキーニを育てていた。
これは、今年6月初め頃の写真。
真ん中3本は、白い先太りズッキーニと同じ型の微妙な交雑ズッキーニだ。

次にカボチャだが、こちらは数年前から交雑のためと思われるカボチャが見られている。
我が家で育てていたのはえびすカボチャと長くて細いカボチャだけだったと思うが、ご近所に別の種類が育っていたのかもしれない。
こちらは、白いカボチャ
3年前からこんな白いカボチャが採れるようになった。
同じ白いカボチャでも、こちらは長いカボチャとのハイブリッドだろう。
こちらは長くて細いカボチャ長くて太いカボチャ
長くて太いカボチャは今年初お目見えした。
こちらはラグビーボール型カボチャと球形カボチャの中間タイプ。
こんなカボチャの種からは、どちらの形質も出るに違いない。
こちらはラグビーボール型
4年ほど前からこんなカボチャが現れた。
今年新たにヒョウタン型カボチャも育てたので、来年はまた新しいタイプのカボチャも出てくるかもしれない。


一方、この晩秋からの葉野菜
こちらも多くを自家採種したためか、変わった葉野菜が目立ってきた。
こちらは偽(?)大根
どう見ても大根の葉ではない。
それでも太い立派な大根ができているのだ。
写真上が偽(?)大根で、下が通常の大根。
おろしで食べると、偽(?)大根は水分が多いが美味しかった。

そしてこちらは、こぼれ種から育った先祖帰りと思われる大根
煮物に美味しかった。

こちらは、チンゲンサイの種を蒔いたと思ったところに出てきた葉っぱが大根に似た別の野菜
なぜこんな野菜が出てきたか全くわからない。
家人の話では、大根以上に葉のキザギザが痛かったとのこと。
確かにトゲトゲしい。
ところが根には、大根やカブのような太いとろろは全く見られなかった。
葉を食べたが、味は大根の葉そっくりだった。

そしてこちらは、先祖帰りと思われる白菜
葉は少ししか巻いていないが、形は白菜に似ている。
味は間違いなく白菜だった。

この白菜、長さが60cmにも及んだ。
そして、こんな白菜の畝には、さらに変わった野菜の姿が。。
写真下に見える二つは、全く巻かないタイプで、葉も厚い
反対から見ると、やはり白菜に似ている?
この野菜も、味はやはり白菜そのものだった。

また、ターツァイの自家採種の種を蒔いた畝では、巨大チンゲンサイが現れた。
左の巨大チンゲンサイは、味はやはりチンゲンサイ。
とても美味しかった。
こちらの小さな畝でもターツァイの種(もちろん自家採種)しか蒔いていないのだが。。
ところどころに、チンゲンサイとターツァイの中間的な微妙な野菜が見えている。

我が家では、どの野菜も出来るだけ自家採種して育てたいと思っているので、来年からもこんな風変わりな野菜に巡り会えるに違いない。