2018年5月11日金曜日

5通りで育てたタマネギ、結果報告。出来損ないの小さなタマネギからも食べれるものが育ったのは大発見?

こちらは、この時期には滅多に見受けられない、タマネギのネギ坊主
タマネギのネギ坊主を目にするのは、通常5月の終わりから6月だ。
これは、今日紹介する5通りのタマネギ栽培法のうち一つに出現した。


今年は少しづつだが、5通りの方法でタマネギを育てた
種から育てたものが収穫の時期を迎えたので、今日はそれぞれの方法のこれまでの経過を含め、報告しよう。

で、今年育てた5通りの方法とは?
1)種から育てる方法
2)小さなタマネギを植える方法。
3)保存していた玉ねぎから芽が出たものを植える方法。
4)料理に使ったタマネギのお尻の部分から、根だし芽出しをさせて育てる方法。
5)買ってきた苗を植える方法。
だ。

これらのやり方の中で、これまでの報告では育てることが無理とされていた2)の小さな玉ねぎを育てる方法で、どうやら問題なく育つことが分かったのが一番の収穫だった。

1)種から育てる方法
9月11日に早生種の種を畝に直接蒔いてタマネギを育てた。
10月の初めには、直径2mmくらいの小さな芽がたくさん芽が出てきていた。
これらの茎が直径7mmくらいになったら、別の畝に移植の予定だったが、10月の台風による強風ですっかり痛んで、苗の数が激減。
で、同じ場所に、12〜5cm間隔で整列させた。
そして、4月下旬には雑草や、そばのルッコラには苦しめられていたようだが。かなり成長していた。
手前の方の雑草は、それほどでもなかったが、奥のルッコラの圧迫はすごかった。

それから、20日が過ぎ、一部の苗は収穫適期になったようだ。
こんな苗の大きなものから3個を収穫した。
こちらが、収穫したタマネギ。
大きさの比較のため鉛筆をそばに置いている。
もちろん食べれる大きさだ。
ということで、初めて種から育てたタマネギは、一応合格。

2)小さなタマネギを植える方法。
昨年収穫した赤タマネギに収穫できたものと、育たなかった小さなものがあった。
そんな小さな1〜2cmの小さな赤タマネギを秋まで保存できていたので植えてみた。
左の袋に入っている小さなタマネギを昨年11月に植えてみた。
調べてみると、同じように出来損ないの小さな玉ねぎを植えてみた先人がいて、うまくいかなかったことを報告している。
同じ過ちをあえて経験してしまうのもいいことだと思い、この小さな玉ねぎも5個ほど植えてみたのだ。
ところが、こちらがその苗なのだが、
小さな赤タマネギが見えている。
掘り起こしてみると、こんなタマネギが出来ていた。
小さめだが、全く問題なく食べれる赤タマネギだ。
今夕、さっそくサラダでいただいたが、美味しかった。
出来損ないの、小さなタマネギを翌年植えて、問題なく食べれるタマネギができたのだ!
こんな結果になるのなら、小さなタマネギは、昨秋にはたくさんあったので、全部植え付けておけばよかった。

3)保存していた玉ねぎから芽が出たものを植える方法。
小さな赤タマネギと同じように、食べ忘れたタマネギもいくつか残しておいたのだが、それらは、昨年の11月には先っこから芽が出ていた。
このまま植えることも、先人がおこなっていた。
一応育つが分球して食べれるほどの大きさに育たないとのことだ。
ならば、ということで後で分球しないように、食べれる部分をしっかり剥ぎ取り、芽の部分をこれ以上分けれないというところまで丁寧に分けて取り出した。
これらなら、植えても分球することはないと思った。
ところが、今日見てみると、これらはやはりほとんど分球しているようだ。
写真では分かりにくいが、どれも分球している。
分球しているだけでなく、高さは7〜80cmほどに成長し、先端にネギ坊主が出来始めていた。
それが最初の写真だ。
分球しているタマネギは小さいのだが、だからといって、このまま放置していても、これ以上大きくならないのかもしれない。
試しに掘り出してみたのがこれ。
1個の苗が2個に分球していた。
食べれないことはないのだろうが、これでは育てる意味はなさそうだ。

4)料理に使ったタマネギのお尻の部分から、根だし芽出しをさせて育てる方法。
昨年、タマネギの育て方をネットで調べてみると、料理に使った後のお尻の部分も、うまく芽出しさせると苗として使えるとのことだった。
このタマネギの料理後のお尻の部分で試してみた。
こんな、台所で出るゴミになる部分でも、新しい苗として使えるのだったら面白いと思ったのだが。。。
こんな感じでハイポニカ希釈液につけていた。
残念ながら、このお尻部分からは芽が出ることなく腐れてしまった。

5)買ってきた苗を植える方法。
この苗は育って当然だ。
これは中性種の苗だったので、種から育てたものより成長は遅いはずだ。
買ってきた時、私が種から育てた苗より若干細かったが、よく揃っていた。
今日買ってきたのは中生種の苗だ。
苗は倒れ始めたものが多いが、できているタマネギはまだ小さめだ。
これらの収穫はもうしばらくしてからにしよう。
ただ、収穫にはかなり早くても、試しに1個だけは比較のため掘り出してみた。
もしこれ以上大きくならないのなら、とても悲しい。

というようなことで、収穫した時のタマネギを並べてみたのがこれ。

どうやら、今年は上出来のタマネギ栽培とはならなかったが、これから食べる分だけを少しづつ収穫していくことになりそうだ、
そして、来年は種からのタマネギ栽培を頑張ってみよう。
また、もし出来損ないの小さなタマネギが今年も出たら、秋まで保存して植えてみるつもりだ。

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